「ムキムキの足」で困っていませんか?「ほっそり足」にするためのストレッチを解説

「女性なのにムキムキな筋肉質な足が恥ずかしい」
「ふくらはぎや太ももが筋肉質であまり女性的ではない」
「ムキムキな足なので極力足は出さないようにしている」

この記事のポイント

このようにムキムキ足にお悩みの女性も多いのでは?
そんなに運動をしているわけではないのに、筋肉質な足になってしまう方もいますね。

そういった体質の方は、どのような対処をすればよいかご紹介しましょう!

「ムキムキ足」はどんな足?簡単!セルフチェック

ムキムキ足(筋肉の硬直化)は、運動のしすぎや疲労の蓄積、もともとの体質などが原因です。

自分がムキムキ足なのか判断する方法は、自分の手で簡単にふくらはぎをつまめるか、つまめないか。

ふくらはぎの裏側ではなく、表側を片手でつまめるかテストしてみてください。
その結果、つまめない場合はムキムキ足(筋肉の硬直化)と判断できます。

ドクター小池の見解

Dr 小池
ムキムキ足と筋肉の硬直の間に、直接の関係ありません。
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ムキムキ足と筋肉の硬直の間に、直接の関係ありません。

スポーツ選手でムキムキの体でも、リラックスしているときに触ると柔らかいです。筋肉の硬直は起きていません。

逆に、運動していなくても、ムキムキ足の人は大勢います。遺伝的な場合がほとんどです。

「ふくらはぎの裏側ではなく、表側を片手でつまめるかテスト」について、今ひとつ何を言っているか分からないテストの内容ですが、なんとなく読んだ人が分かったような気持ちになるだけです。無視して忘れてください。

ふくらはぎの筋肉を確かめたかったら、まずつま先立ちをしてください。

モリっとした筋肉が見えると思いますが、そのモリっが筋肉です。

つま先立ちを維持した状態で、ふくらはぎの後ろをつかんだら筋肉を確認することができます。

筋肉の硬直ではありません。力が入った筋肉は、だれでも硬さを感じるので、硬直ではありません。

強直の症状について

なお、「力を抜こうとしても筋肉が弛緩しにくい(収縮したままになってしまう)という症状」を「強直(きょうちょく)」といいます。

硬直はこの意味でつかっているのか、ただなんとなく硬いというようなフワッとした意味なのか、どちらでしょうね。

ネットで言われているような「ふくらはぎの表側をつまめるかテスト」も「筋肉の硬直」も、意味のない内容なので忘れてください。

ドクター小池が説明した、つま先立ちから判断するという方法から始めれば問題ありません。

ムキムキ足の要因は?筋肉が硬直し、太くなっている

ムキムキ足、最大の要因は筋肉の硬直化と増大。骨格筋繊維の柔軟性が乏しいと、筋肉の線維化が進み、筋膜が分厚くなります。
その結果、筋肉が硬くなったような状態になります。

また血管が圧迫されると、筋肉内の血管に対する圧力も高くなるため、それが筋肉の増大につながることもあります。
血管の滞留を防ぐには、ストレッチやマッサージを定期的に行いましょう。

ドクター小池の見解

Dr 小池
ムキムキ足の原因は、「筋肉の硬直化→筋肉の線維化→筋膜が分厚くなる→血管も圧迫→筋肉の増大」という理屈のようですが、これも誤ったネット情報なので無視してください。
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ムキムキ足の原因は、「筋肉の硬直化→筋肉の線維化→筋膜が分厚くなる→血管も圧迫→筋肉の増大」という理屈のようですが、これも誤ったネット情報なので無視してください。

もしストレッチをせずに柔軟性がなくなれば、筋肉が増大しマッチョになる、ということでしょうか?

筋肉の硬直?(柔軟性がなくなること?)と足の太さには、まったく関係がありません。

筋疾患分野|筋強直性ジストロフィー(筋緊張性ジストロフィー)(平成22年度) – 難病情報センター
https://www.nanbyou.or.jp/entry/718

この病気は、強直はするけど、しまいには全身の筋肉が萎縮して亡くなります。

よくあるネット情報をまとまたブログ記事の内容だと、硬直して筋肉が増大すると言い、筋肉が本当に硬直している病気では、逆に筋肉が萎縮します。

ネット情報は、おとぎ話のような眉唾の話が多いので注意してください。

ドクター小池の解説が絶対正しいということを言っているのではありません。

あなたが、矛盾が多くて理にかなっていないネット情報を信じて、無駄な時間と労力を使ってほしくないだけです。

一日でも早く、美脚を達成してほしいと願っています。

ストレッチをしていますか?血流の悪さが原因かも

ムキムキ足になってしまうのは、ストレッチ不足も要因です。
ストレッチは体全体の血液を循環させるポンプのような働きを与えてくれます。

血液が滞留してしまうと、筋肉に弾力が生まれず固まってしまうのでムキムキ足の原因になります。

ただ、血液の滞留は一時的なものであれば問題ありません。
例えば、加圧トレーニングは一時的に血液の流れを止め、再び開放することで逆に血行促進作用が生まれます。

ストレッチをする際は、ちょっと圧力をかけたトレーニングなども並行して行うと、さらに効果が期待できますよ。

ドクター小池の見解

Dr 小池
血液が滞留する人で、とくに悪い一つ病気にの究極に腎不全があります。
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血液が滞留する人で、とくに悪い一つ病気にの究極に腎不全があります。

腎臓病の症状 | 腎臓が悪くなると出てくる「各症状」のいろいろを知ろう | ADPKD.JP | 大塚製薬
https://www.adpkd.jp/yomoyama/vol03_01.html

腎不全などのむくみが強い患者さんを見ていましたが、足がムキムキになるということはゼロでした。

足の弾力がどうとか、硬いとか柔らかいとか、血液の滞留とか、ムキムキ足の理由として全く関係はありません。

ポンプが弱いことで足が太い場合はありますが、筋肉の硬直は関係なく、足のむくみ太りであるだけです。

ほっそり足にするには?ふくらはぎのストレッチ方法を解説

ほっそり足を実現するには、血液循環をよくする毎日のストレッチは欠かせません。
特に疲れが溜まった状態だと血液が滞留しやすいです。
体に負担をかけない状態で、ふくらはぎのストレッチを実行しましょう。

そしてストレッチで思うような改善が見られない場合、整体師などの専門家に相談するのも一つの手段です。
実際に自分の足をマッサージしたり、施術してくれるので、より効果が期待できます。

ドクター小池の見解

Dr 小池
血液循環をよくするのに、毎日のストレッチはよいと思います。
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血液循環をよくするのに、毎日のストレッチはよいと思います。

足が太いのが、むくみが原因だったら、いくらかは効果が出ると思います。

しかし、筋肉が太くて足が太いのであれば、ストレッチをしてもほとんど効果はなく、足は細くなりません。

整体師のところに行こうが、マッサージを受けようが、筋肉太りの足は変わらないでしょう。

むくみが原因であれば、自分でやるストレッチよりも、専門の整体の方が効果が出て、むくみが改善する可能性はあります。

足の太い原因を見極めた対処が必要

血液循環が悪くて、むくみで足は太くなることはありますが、ムキムキ足とは別の問題なので、混乱しないでください。

むくみで太いなら、むくみを取りましょう。

むくみを解消しても太いなら、それは脂肪で太っているか、筋肉がもともとあって太いかどちらかです。

脂肪を改善するなら、適切なダイエットが必要です。

筋肉を改善するなら、美脚の医療が必要です。

毎日ストレッチを行う

ほっそり足を実現するために欠かせないふくらはぎのストレッチ。座って行う方法と寝て行う方法があります。

参考になる動画を紹介しましょう。

動画を見ていただくとわかりますが、誰でもできるようなストレッチ方法を紹介しています。

  • 膝を伸ばし、かかとを地面に着け、つま先を自分の体の方に向けて固定する
  • 両足のかかとを地面に着け、左右に振るようにふくらはぎをリラックスさせる

こういったストレッチならハードなストレッチとは違い、気軽に行えるのが良いですね。
1日30秒でもいいので定期的にストレッチをしていきましょう。

整体師などの専門家に診てもらう

ムキムキ足が、自分の努力だけで改善できない場合は、整体師などの専門家に診てもらうのもお勧めです。

ふくらはぎの筋肉の硬さは体質だけでなく、姿勢や歩き方まども影響しています。
骨盤を支える筋肉が硬くなると、酸素不足に陥り、疲労性物質の老廃物が除去できなくなり、さらに硬くなります。
その結果、ムキムキ足が治らないということに。

専門家に歩き方や普段の生活で問題が無いか相談しましょう。
可動域を広げるトレーニングやマッサージを取り入れ、筋肉を十分にほぐし、ふくらはぎに負荷のかからない状態にすることが可能です。

ドクター小池の見解

Dr 小池
歩き方の改善も、体の柔軟性を保つことも、可動域を広げることも、ふくらはぎにとってプラスの影響になると思います。
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歩き方の改善も、体の柔軟性を保つことも、可動域を広げることも、ふくらはぎにとってプラスの影響になると思います。

しかし、ムキムキ足がすぐに改善することは、あまり期待できません。

筋肉が目立つムキムキ足は、歩き方の改善、体の柔軟性、可動域だけでは、決してすぐには改善しません。

だからといって、ドクター小池の美脚治療に、歩き方の改善、体の柔軟性、可動域が必要ないとは言っていません。

トータルでおこなう必要があるので、歩き方の改善、体の柔軟性、可動域は併せて取り入れる必要があります。

医療なくして、歩き方の改善、体の柔軟性、可動域だけで、ムキムキ足の改善を期待できないのです。

どうしてかというと、ムキムキ足の中には遺伝的に筋肉太りの足があるからです。

あなたの足は、両親のどちらかの足に似ているはずです。確認していただければ、分かると思います。

ムキムキ足の改善まとめ

以上、ムキムキ足の治し方について紹介しました。
まずはストレッチやマッサージなど取り入れ、自分でケアしてみませんか?

そして、日々の生活でからふくらはぎにかかる負荷を運動や体勢を出来るだけ減らすような努力をしましょう。

もし改善が見られなければ、専門家に相談してみのもありかも知れませんね。

ドクター小池の見解

Dr 小池
何事も自分でできることから始めるのはいいことです。しかし、自分で改善できることには限りがあります。
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何事も自分でできることから始めるのはいいことです。

しかし、自分で改善できることには限りがあります。

本当にムキムキ足をよくしたいという思うなら、ドクター小池と近い内容で指摘をしてくれる専門家に相談することが望ましいです。

HPやSNS、YouTubeを見ていると、専門家を自称している人は大勢いますが、ドクター小池から見たら、決して専門家とは言えない人が大勢います。

この美脚研究所のサイトも、世の中にあふれる情報を沢山あつめて、訂正したり、矛盾を解説したりして、美脚を目指すすべての人に真実を伝えるのが使命です。

いまの世の中にあふれる情報を発信している人たちは、残念ですが「自分を専門家と思い込んで(専門家と偽って?)あなたを煽っている可能性のある人々」ですから、注意していただきたいです。

エステでは脚痩せは一時的なの?効果が持続できない3つの理由を解説

脚やせ目的にエステサロンに通う方も多いかもしれません。
もちろん足痩せに効果のある機械や施術を行うので、一時的に足が細くなることもあるでしょう。

この記事のポイント

ただ、体質を変えない限りは根本的な改善には至りません。

ここではエステでは足痩せ効果が持続できない3つの理由を紹介します!

エステでは脚痩せ効果が出ない?効果が期待できない3つの理由

エステサロンでは吸引系のマシンを使ったり、脂肪燃焼の照射マシンを使って足を細くする施術を行います。
あるいは手技によって揉みほぐしを行い、凝りやむくみを解消する施術もあります。

足が太っている原因に凝りやむくみもありますから、もちろんこういった施術を行えば、脂肪燃焼効果が生まれ、代謝も良くなって一時的に足がほっそりすることもあるでしょう。

ただ、マッサージや機械を使った施術は、あくまでも一時的な効果に過ぎず、体質が改善されたわけではありません。
食生活で脂質や糖質を多く摂取している状況ですと、再び老廃物が太ももやふくらはぎで滞留することも考えられます。

あるいはもともと筋肉質で足が太い場合は、エステだけでなく、普段のマッサージやストレッチが欠かせません。
エステだけではなぜ効果が期待できないのか詳しく解説します。

ドクター小池の見解

Dr 小池
エステだけで脚やせが完結すると思わないで下さい。
エステが得意としているむくみ取りなどのサービスや施術について、必要があれば利用することはありかもしれません。
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エステだけで脚やせが完結すると思わないで下さい。
エステが得意としているむくみ取りなどのサービスや施術について、必要があれば利用することはありかもしれません。

もともと筋肉質の足の場合、マッサージやストレッチで、足が細くなることはほとんどありません。

マッサージやストレッチでできることは、むくみや循環がよくなることがあるだけです。

ふくらはぎの筋肉に触れて何かするだけで筋肉が減るなら、スポーツ選手にマッサージやストレッチをする人は、下手をして選手の筋肉を減らしてしまうことにもつながります。

スポーツ選手へのマッサージやストレッチの例を考えれば、エステの施術やサービスで、足のふくらはぎの筋肉が減ることはないと理解できるはずです。

自分の脚にエステが必要なのかどうか、エステで本当に筋肉が減るのかどうか、しっかりと判断して美脚になっていただきたいです。

エステでは脂肪が溶けない

例えば、エステサロンでローラーを使ったマッサージを行い、凝りやむくみが解消されたとしましょう。
しかしそれは簡単に言うと、凝りやむくみの原因物質が細かくなって、皮膚の表面が平らになっただけ。
体の中から完全になくなったわけではありません。

むくみの原因である細胞間液を減らす努力をしない限りは、再び足が太ってしまうことが考えられます。

温熱作用をもたらす照射マシンで多少、細胞間液を減らすことはできますが、食生活を変えなかったり、運動しない生活習慣だと、再び毛細血管から水分が染み出し、細胞間液として皮膚を膨らましてしまう(むくんだ状態)ことになってしまいます。

つまり、エステの脚やせはその場しのぎにしか過ぎないということです。

ドクター小池の見解

Dr 小池
「エステの脚やせはその場しのぎにしか過ぎない」というのは、一部では当たっています。
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「エステの脚やせはその場しのぎにしか過ぎない」というのは、一部では当たっています。

その場しのぎのエステだからといって、別に悪いことではありません。

ほっぽらかしの脚より、その場しのぎでもエステを受けた方が、体にプラスになることもあります。

エステのマッサージなどを続けることで、むくみにくい足になることもあると思います。

良心的なエステであれば、「エステで主にできることはむくみを一時的に取ることです」、という説明もするはずです。

そして、あなたが通いながら、励ましてもらいながら、生活習慣を良くしていけるようなアドバイスをしてもらえるでしょう。

エステを選ぶなら、施術と知識、思いやり、指導があるエステを選びましょう。

エステのマッサージで脂肪も筋肉も減ります!という甘いことを信じて、お金を払ってベッドに横たわっていたら足が細くなる、というように考えないで下さい。

むくみやすい人は、無自覚でおこなっているいけない生活習慣が、いろいろと隠れています。無自覚で食べているいけない食べ物が、いろいろ隠れています。その無自覚、無意識の悪い習慣に、気づいて改善していくようにして下さい。

あなたが選ぶエステは、どのようなエステですか?

エステに通うことで、孤独を埋めている人もいます。孤独な人のために、痩せるとかキレイになるとか表面的に言い訳を与えるると、エステに通い安くなります。

孤独な人がきれいになりたいという建前で行くエステなのか、本当の美脚になるために効果的なエステなのか、いろいろとエステにも違いがあるので、しっかりと見極めて下さい。

もし結果が出なかったとしても心配しないで下さい。

ドクター小池の診察を受ける機会があれば、美脚になるためにどうすればいいか、きちんと説明をします。

適切な選択ができていますか?

良心的で、医学的な知識を共有しているエステだったら・・・

医療機関としっかりと連携しているエステだったら・・・(表面的に形だけの提携エステもありますが・・・)

あなたが良心的なエステを選べたら幸運ですね。

もし違って良心的ではないエステを選択したら、表面的な理屈と甘い言葉で、脂肪が減ります、筋肉が減ります、美脚になりますと説明されるかもしれません。

エステ選びには気をつけて下さいね。

医療による美脚で、脚の無駄に太い分の筋肉を減らす治療があります。

確実に細くなるのですが、むくみによってムクムクの脚には、エステやマッサージ、生活習慣の改善も必要になります。

エステにはエステの、医療には医療の足痩せへのアプローチがあるので、適切な選択が必要です。

セルライトはエステでは改善されない

セルライトは脂肪組織が繊維化し、皮膚がデコボコになっている状態です。
そういったデコボコ皮膚は「ローラーなどを使って平らにすれば良いのでは」、と考える方もいるでしょう。

しかし、セルライトは加齢やホルモンバランス、筋肉など様々な要因によって発症します。
また、単純な減量だけではセルライトは改善されません。
かえって皮膚のたるみが目立ってしまうこともあります。

セルライトを改善するのに最も良いのは、筋肉量を増やすこと。
イメージとしては、筋肉が増えて皮膚表面をパンパンにするようなイメージです。

エステサロンに行くとシワを伸ばしたり、皮膚を引っ張る施術を行うので、何だかセルライトが改善するような気がしますが、筋肉量を増やさない限りは一時的な改善のみで終わってしまうでしょう。

そして普段の食事で、むくみの原因となる炭水化物や糖質、アルコール摂取を抑えない限りは改善が難しいです。

ドクター小池の見解

Dr 小池
筋肉を増やしてもセルライトは消えないと思います。また、皮膚の表面をパンパンにするほど筋肉を鍛えることは、女性には難しいと思います。
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筋肉を増やしてもセルライトは消えないと思います。また、皮膚の表面をパンパンにするほど筋肉を鍛えることは、女性には難しいと思います。

セルライトだけでなく、太ったり、たるんだり、必要以上に見た目が悪くなったり、体の劣化を感じたりする場合、心と体に悪影響なことをしてきた結果だということを、意識するとよいと思います。

  • 食事、運動、睡眠の改善
  • 悪い習慣をしない
  • 心にストレスのかかることを止める

エステを併用することも何らかのプラスが期待できるかもしれませんが、やはり本人の悪習慣に気づいて少しずつ改善することが望ましいです。

エステだけに頼らないこと

エステの施術を受けるだけでセルライトが解決すると、説明をするエステがあるかもしれません。

寝っ転がって施術を受けるだけで、本当にセルライト解決すると思っている人には、ほんの少しだけでも自分の生活の問題点があることに気づいてほしいです。

  • 食事、運動、睡眠の改善
  • 悪い習慣をしない
  • 心にストレスのかかることを止める

心と体にプラスになることをほとんどせず体に悪影響させ続けた人が、外側からの施術を受けただけで帳消しになることはないと、気づいてほしいです。

そもそも筋肉自体が太くなっている

むくみが原因ではなく、筋肉が増大して足が太っている場合はエステサロンだけでは、まず改善が難しいです。

その場合は足だけでなく、体全体の筋肉量を減らす必要があります。
一番気をつけたいのが食生活。
筋肉となる炭水化物の摂取をできるだけ控え、野菜中心の生活に変えてみましょう。

そしてできるだけ足に負荷のかかることは避けましょう。
階段の上り下り、ウエイトトレーニングなど。

無酸素運動で、下半身(太ももやふくらはぎ)に重力のかかるものは特に筋肉がつきやすいので避けた方が良いです。

ドクター小池の見解

Dr 小池
足に負荷のかかることをしなくても、階段の上り下りをしなくても、ウエイトトレーニングをしなくても、足が筋肉で太い人はいます。
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足に負荷のかかることをしなくても、階段の上り下りをしなくても、ウエイトトレーニングをしなくても、足が筋肉で太い人はいます。

「体全体の筋肉量を減らす必要があります。」とありますが、これは全くの誤りです。

足だけ不必要に太いだけなのに、特に問題のない体の他の筋肉を減らす必要はありません。

むしろ必要な筋肉が足りない女性の方が多いでしょう。

足の筋肉だけが太いのであって、体全体の筋肉太い訳でもないのに、体全体の筋肉を減らす必要はありません。

また仮に、体全体の筋肉を減らしたとしても、筋肉質の太い足に関しては、筋肉はあまり減らず太いままのことが多いです。

過度なダイエットによる失敗例

過度なダイエットしたことはありませんか?

顔にしわができ、皮膚はかさかさ、髪はパサパサ、そして胸や尻の肉もそげ落ちけど、足は太いまま!

想定していなかったような失敗をしたことありませんか?

ネット情報は、専門家からしたら表面的だったり誤りだったりしても、皆が見たいような情報であればトップに来ます。ネット情報を鵜呑みにして、あまり意味のない方法に時間と労力を使わないように気をつけてください。

エステの足痩せ効果まとめ

以上、エステでは足痩せ効果が持続できない3つの理由を紹介しました。

例えばエステサロンで施術を付けてビフォーアフターの写真を比較され、効果が出ているように感じる場面もあるかもしれません。
ただ、それは一時的な違いのみであって、数週間すれば元の状態に戻ってしまいます。

足が太っているのは、むくみ、あるいは筋肉量の増大が大きな理由です。
その改善を考えて日々努力することが、足を細くするために必要です。

ドクター小池の見解

Dr 小池
足が太いのは、脂肪、むくみ、筋肉です。太っても、むくんでも、鍛えても足は太くなる可能性があります。
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足が太いのは、脂肪、むくみ、筋肉です。太っても、むくんでも、鍛えても足は太くなる可能性があります。

もし、太っても痩せても足が太いままの場合は、足が太いのは筋肉が原因です。

また、若いときも今も足が太いなら、もともと筋肉で足が太い可能性が高いです。

美脚の医療による方法でないと、筋肉で太い足に効果を出すのは難しいのが現状です。

ふくらはぎは細くできる!自宅でできる足やせ方法3つ

この記事のポイント

ふくらはぎを細くすることは、自分だけの力でも十分可能です。
日々のケアで足が細くなる可能性は十分あります。
ここでは、実際にどんな脚やせ方法があるのかご紹介しましょう。

ふくらはぎを細くする3つの方法

ふくらはぎを細くするには、血行促進作用を働かせること、むくみを取り除くこと、過度な負担がかからないようにすること、この3点です。
この3点を意識して生活すれば、ほっそりとしたふくらはぎになっていくはずです。
それぞれの方法を解説していきましょう。

マッサージでふくらはぎを柔らかくする

マッサージでふくらはぎを柔らかくすると筋肉の柔軟性を増し、蠕動運動が働いて血液が心臓へ戻る力が強くなります。
血液は身体のあらゆる部位を循環していますから、循環が良くなればそれだけ血行促進作用が生まれ、むくみが発生しにくくなります。

特に下半身は重力の関係で、体の上半身よりも血行促進作用の強い力が必要になります。
そのためにはある程度の筋肉が必要で、ポンプのような力が生まれなければいけません。
筋肉が硬くなっているとふくらはぎや太ももへのむくみが懸念されます。

ふくらはぎの筋肉を柔らかくするマッサージをすることで、硬くなってしまう血流を良くしてむくみを改善しましょう。

ふくらはぎをほぐすマッサージは、自宅や会社などあらゆる場所でできるので試しやすいマッサージです。

ストレッチでふくらはぎの筋肉を伸ばす

筋肉の柔軟性を伸ばすにはストレッチが効果的です。
ストレッチをすることで、関節の可動域が広がります。
それに伴い筋肉の伸縮が起こり、柔らかいふくらはぎにすることが可能です。

柔らかい筋肉になると血液循環が良好になりますので、ふくらはぎに水分が溜まりにくくなって、むくみ解消につながります。
特に普段からあまり運動しない人、同じ姿勢でいることが多い人などは体が硬くなってしまいますので、ストレッチを取り入れていきましょう。

ストレッチの場合はふくらはぎだけを意識するのではなく、体全体の柔軟性を意識することが大切です。

方法としては両足を大きく開いてしゃがみ、膝を90度に曲げます。
そして両手で膝を押さえ、背骨を中心に状態を内側にひねっていきます。

背筋の柔軟性も鍛えられますし、股関節周りの柔軟性も身につけることができます。
それ以外にも自宅で簡単にできる動きはたくさんありますよ。

姿勢の改善でふくらはぎの負担を減らす

ストレッチやマッサージでふくらはぎの柔軟性をもたらすことも大事ですが、普段からの生活でふくらはぎに負担がかかる姿勢を改善することも大切です。
どんな場面でふくらはぎに負担がかかりやすいか見ていきましょう。

  • 足を組んで座っている
  • 長い時間座っている
  • 片方の足に重心をかけて立っている
  • 中腰の姿勢が長くなっている

こういう状況ですと、ふくらはぎに負担がかかっています。
例えば、足を組んでついつい長く座っているという人も多いのでは。

足を組むと関節が固定され、ちょっとした圧がかかり、血行不良を招きます。
5分、10分程度でふくらはぎに負担がかかることはありませんが、そういった姿勢で1時間ほど座っていると、さすがにふくらはぎの血液循環も悪くなるのでやめた方が良いです。

またデスクワーク、電車や飛行機で長時間座っている状況もふくらはぎに負担がかかりやすい状況。
同じ姿勢が続いていると蠕動運動が埋まりにくい状況ですので、ポンプ作用が生まれません。
その結果、血行が滞留してしまうことが考えられます。

むくみの原因となりますので、1時間に1回ぐらいは立ってストレッチが必要です。
3分でも5分でも良いので実践しましょう。

ドクター小池の見解

Dr 小池
ふくらはぎを細くするには3点に心がけなさいと言っていますが、この3点では不十分です。
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ふくらはぎを細くするには3点に心がけなさいと言っていますが、この3点では不十分です。むくみが理由でふくらはぎが太いなら、手軽に始めるだけの方法としてはよいと思います。

血行促進作用を働かせること、むくみを取り除くこと、過度な負担がかからないようにすること。

この3点は、むくみの改善だけを意識した方法です。

脂肪によって太い足の場合は?筋肉によって太い足の場合は?いずれの場合も、むくみを取るための方法では改善しません。

自分では難しいと感じた時は専門家に相談

もし、ストレッチやマッサージを行ってもあまり改善が見られない場合は専門家に相談してみましょう。
整体師やジムトレーナーなどに、ふくらはぎを細くするためのストレッチやマッサージ方法を改めて聞いて、先生の目の前で実践するのがお勧めです。

自分で正しいと思っている方法が間違っているのかもしれません。
どんな動きをすると筋肉に柔軟性をもたらすのか、関節のゆがみを矯正するのか、正しいアドバイスがもらえます。

間違った動きをそのまま実行すると、筋肉の損傷や関節痛などを招いてしまうこともありますので、早い段階で専門家に相談するのも一つの手段です。

ドクター小池の見解

Dr 小池
筋肉で太い足の場合は、医療でないと改善できないことがほとんどです。
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マッサージやストレッチで改善できるようなむくみで太い足であれば、ストレッチやマッサージも有効でしょう。

あまり改善が得られない場合は、ストレッチやマッサージのやり方が悪いのか、あるいは、そもそもストレッチやマッサージでは改善しないような脂肪によって太い足、筋肉によって太い足なのか、一般の方には判断ができません。

脂肪によって太い足、筋肉によって太い足の場合、ストレッチやマッサージでは改善しないと分かっていても、整体師やジムトレーナーの方たちが正直に説明しない可能性があります。

「自分たちのサービスでは対応できないけど、そう言ってしまうとお客さんに帰られてしまう!」という気持ちが働いているからです。

あなたが足が太い原因をむくみと勘違いしていては、整体師やジムトレーナーに相談しても意味がないことになります。

どうすればいいの?

筋肉で太い足の場合は、医療でないと改善できないことがほとんどです。

もちろん、整体やジムによって改善させた方がよいような、むくみで太い足もあります。

しかし、筋肉や脂肪で太い足に関しては、医療が必要になります。

医療と連携していない整体師やジムトレーナーだと、筋肉や脂肪で太い足があることも知らない人もいますし、知っていても筋肉や脂肪で太い足であると正直に言わない人もいます。

あなたが相談する相手が、本当に相談した方がいい相手なのかそうではないのか、このブログを相談相手に見せながら話をしてみるとよいと思います。

自宅でできる「足やせ」まとめ

以上、ふくらはぎを細くするために実践したい3つの方法を紹介しました。

最近はyoutubeなどに色々なストレッチやマッサージ動画が公開されています。
特に整体師の解説動画は体の造り、動きを考慮した負担の少ないものとなっているのでお勧めです。
ふくらはぎを細くしたい方はぜひ実践してみてください。

ドクター小池の見解

Dr 小池
「自宅でできる」という言葉を、「自宅で十分結果が出せる」と勘違いしないでください。
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「自宅でできる」という言葉を、「自宅で十分結果が出せる」と勘違いしないでください。

「自宅でできる」という言葉は、「まずは手始めに自宅でできることから始めよう」、「(きちんと専門家の指導、サービスを受けながら)自宅でも併用しておこなおう」という意味です。

「自宅でできる」という短い単語でも、解釈が人によって全く違います。

しょせんはブログやネット情報、テレビ、雑誌で読むような文章は、読んだ人の判断で解釈が変わります。

だから、読んで納得した気分になっただけで結果が出ない人が、世の中には多いのです。

やはり、ドクター小池が説明するような内容くらいは指導してくれる専門家に依頼して、美脚を手に入れてください。応援しています!

「大根足のダイエット」成功に導く4つの方法とは?メリットと実践方法を解説

この記事のポイント

大根足のダイエットをする上で、何かひとつだけ頑張るということでは改善は難しいでしょう。

例えば、YouTubeなどで「足痩せマッサージ!」などが公開されていますが、それだけやっても食生活のバランスが悪ければ、足が太いままということも十分考えられます。
ここでは大根足のダイエットで実践したい4つのことを紹介します。

大根足のダイエットで実践したい4つの方法

大根足にお悩みの方に実践していただきたいものは、下記4つです。

  • ストレッチ
  • マッサージ
  • 運動
  • 食事制限

それぞれどんなメリットがあるのか、そしてどのように実践するのか解説していきます。

大根足に効くストレッチとは?

ストレッチをするメリットは血行促進作用を高めるためです。

体の柔軟性が高まり、可動域が広がることで血液の流れもよくなります。
そしてストレッチをするときは、下半身全体を意識するのがおすすめ。

腰回り、お尻、太もも裏、ふくらはぎ、足首など。
いずれのストレッチも筋力をそれほど必要としないものばかりですので、誰でも気軽に実践できます。

また、骨盤のゆがみ矯正効果も期待できるため、姿勢が悪くなりがちな方にもおすすめです。
ストレッチを日々行うことで、血行状態が良くなり、代謝がよくなります。
そうするとむくみにくい体質になるので、それが大根足改善につながるはずですよ。

ドクター小池の見解

Dr 小池
ストレッチをおこなって、体の変な凝りや、動きの制限を解放してあげるのはいいことです。
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ストレッチをおこなって、体の変な凝りや、動きの制限を解放してあげるのはいいことです。

むくみにくい体質に即なれるかは断言はできません。
大根足改善の効果を実感は出来なくても、心身にはプラスの効果はありますし、心身にマイナスは少ないので続けて下さい。

大根足に効くマッサージとは?

マッサージも血行促進作用やむくみ改善を目的としたものですが、ストレッチと違うのは意識的に筋肉やリンパを刺激すること。
自分の手でしっかりと揉んで筋肉や血行に蠕動運動を与えることができます。

足裏、ふくらはぎ、太もものマッサージをすることで、老廃物の除去や血行促進作用を考慮した、とても意義のあるマッサージとなります。

ちょっとした器具を扱ったマッサージ方法などもありますので、飽きずに続けていくことが大事ですね。

ドクター小池の見解

Dr 小池
そもそも、体を伸ばしたり、体を押すだけで、足が細くなると思いますか?

体を伸ばしたり、体を押すことは、心身を整えるために必要なことの一つである、と考えるくらいがよいと思います。

大根足に効く運動とは?

運動の仕方次第では大根足がもっとたくましくなってしまうこともありますし、すっきりとした脚になる可能性もあります。

大根足が脂肪やむくみが主な原因であれば、普通にジョギングをしたり、ランニングをするだけで痩せるでしょう。
しかし普段から運動していて、大根足になっている人は逆にオーバートレーニングが大根足の原因となっている可能性が高いです。
そういった方は出来るだけ体を休めたり、運動するにせよ下半身に負荷のかからないものを意識する必要があります。

むくみや脂肪きっかけで大根足になってしまった方におすすめしたい運動はジョギングと水泳です。
体の特定部位だけを使った運動ではなく、全身運動を使った有酸素運動がベストです。

走ること自体は全て有酸素運動になりますが、短距離は瞬発的に大きな負荷が足にかかるのでお勧めできません。
ゆったりと走るだけで良いので、できるだけ長い時間走るようにしましょう。

ドクター小池の見解

Dr 小池
運動がダイエットや健康、痩身によさそうだ、ということは誰でも知っています。
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運動がダイエットや健康、痩身によさそうだ、ということは誰でも知っています。

しかし、運動を始めたことはあったでしょうか?運動を始めたとして続けられたでしょうか?まず運動に取り組めません。

もし比較的に運動に取り組んでいたとして、足は細くなりましたか?

運動ができるのか、できないのか、どちらですか?運動をした人は足が細くなりましたか?しっかりと、考えて下さい。

運動を続けられますか?

運動は、心身を整えるために必要なことの一つです。ドクター小池も、正直にいって運動を続けることは難しい。

だから、楽しく、継続的に、効果的に、運動を続ける方法を見つけました。運動を続けられない人が運動を続ける方法は、人それぞれ違います。

そもそも、あなたの大根足の改善には、本当に運動が必要なのでしょうか?運動が必要だとして、どのような運動を、どの程度おこなうのが一番効果的なのでしょうか。

その答えを一緒に考えてくれる真の専門家を見つけることが、じつは一番大事です。

大根足に効く食事制限とは?

大根足は脂肪過多、むくみ過多、筋肉過多のいずれかに分類されます。
それぞれのタイプで食事の摂取方法も多少異なります。

脂肪過多になっている人はその名の通り、脂肪が太ももやふくらはぎについてしまっている状態。
脂肪を多く含んだ物をできるだけ控え、血糖値が上がらない食事がベストです。
具体的に言うと甘いものを控えて野菜を最初に摂ること。
これにより、血糖値が緩やかになって脂肪が溜まりにくい体質になっていきます。

むくみ過多の場合は水分が体にたまりやすい状況です。
塩分を外に排出できるカリウムを意識的に摂取しましょう。
カリウムはアボガドや納豆などに多く含まれています。手軽に毎日食べられるものなのでお勧めです。

筋肉過多の場合は、タンパク質を控えた食事がお勧め。
ご飯や麺類など主食と言えるものなのでちょっと大変ですが、そういったものを減らして食事を摂取するようにしましょう。

筋肉が原因で足が太くなっている場合に関しては、食事だけではおそらく足を細くするのは難しいです。
運動量自体も減らす必要があります。

ドクター小池の見解

Dr 小池
運動をしなければむくみが起きて、運動をしたら筋肉が増える。なんだか矛盾していて、へんな解説だと思いませんか?
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運動をしなければむくみが起きて、運動をしたら筋肉が増える。なんだか矛盾していて、へんな解説だと思いませんか?

タンパク質も減らして、炭水化物も減らすんですか?ドクター小池も、この記事の内容を聞かされたら何をしたらいいのか、正直分からなくなります。

何をしてよいのか分からなくなる内容の記事なのに、なんで世の中では当たり前の常識のように語られるのか?

それは、読んだ人が都合良く解釈して、知ったような気持ちになって満足する傾向にあるからです。

大根足を改善するのに、本当のところ何をしたらよいのか?簡単なことを始めて、少しでも良い結果がでるのかでないのか試すことです。

試しても結果が出ないのであれば、一緒に考えてくれる真の専門家を見つけることを、考えて下さい。

大根足に悩んでいることやあまり意味のない方法に、無駄な時間を使ってほしくありません。

大根足のダイエットまとめ

以上、大根足を改善するのに役立つダイエット方法を紹介しました。

ストレッチやマッサージは比較的簡単にできるので毎日実践している方も多いかもしれません。
しかし現実的にはそれだけで足を細くするのは難しいです。
運動や食事など多角的に実践していきましょう。

ドクター小池の見解

Dr 小池
まとめに関しては、その通りだと思います。
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まとめに関しては、その通りだと思います。

ストレッチやマッサージ、運動、食事など、思いつくことを全部おこなってみるのもいいかもしれませんね。

どれかが当たって、大根足が改善する可能性もあります。改善しなかったとしても心配する必要はありません。

真の専門家であれば、どうして改善しなかったのか一緒に考えてくれますから。

「ふくらはぎの筋肉がでかい!」細いふくらはぎにする方法とは?

「ふくらはぎの筋肉が発達しすぎてでかくなっている。ちょっと恥ずかしいぐらい・・・。」

こんな方も多いです。

この記事のポイント

細いふくらはぎにするには普段の生活習慣や姿勢などトータル的に改善していく必要があります。
ここではふくらはぎの筋肉が発達しすぎてしまう理由とその対策を紹介します。

ふくらはぎの筋肉が大きくなる原因とは?3つの要素が関係

ふくらはぎの筋肉が大きくなるのは、下記3つの要素が大きいです。

  • トレーニングのしすぎ
  • 足のむくみ
  • 姿勢が悪い

一番大きな要因はトレーニングのしすぎ。
特に下半身に負荷のかかるトレーニングを取り入れると、ふくらはぎへの負担も大きくなります。
それに伴って筋繊維が断裂し、肥大化した影響でだんだんと足が太くなってしまうことがあります。

また、女性で多いのが足のむくみ。
足のむくみとは、簡単に言えば水分が滞留してしまっている状態です。

人間の体は毛細血管と表皮の間に細胞間液という部分があります。
この部分に毛細血管から放出された水分がたまって、肌が膨れることがあります。

細胞間液に溜まった水分は役割を終えると静脈やリンパに回収されていくのですが、何らかの要因(例えば姿勢の悪さなど)で滞留し、それが皮膚の膨張につながっています。

ドクター小池の見解

Dr 小池
ふくらはぎが太い原因は、トレーニング、むくみ、姿勢だけではありません。
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ふくらはぎが太い原因は、トレーニング、むくみ、姿勢だけではありません。

遺伝によって、トレーニング、むくみ、姿勢とは関係なく、ふくらはぎの筋肉がでかい人はいます。

つまり、あなたの足のふくらはぎが、両親のどちらかの足と似た形をしているなら、ふくらはぎが太いのは遺伝が原因と考えてよいでしょう。

遺伝が原因?

トレーニング、むくみ、姿勢によって足が太いのが10%、遺伝によって足が太いのが90%だとしましょう。

トレーニング、むくみ、姿勢の改善によって、足が細くなる部分は少しだけ!ということになります。

遺伝が原因で足が太くても大丈夫です。医療によって細くすることが可能です。

逆に、トレーニング、むくみ、姿勢によって足が太いのが90%、遺伝によって足が太いのが10%だとしましょう。

正直に言って、診察でそのような人を見かけることは、1%というのが現実です。

足を細くする方法は?

トレーニング、むくみ、姿勢の改善のみで、足が細くなる可能性があったとしても、時間と労力がかかることは覚悟した方がいいでしょう。

時間と労力をかけたくない場合であっても、心配する必要はありません。

医療によって足を細くする方法をつかえば、大幅に時間を短縮することが可能です。

トレーニングのしすぎ

ふくらはぎが大きくなってしまう原因として、ウエイトトレーニングのしすぎの可能性が考えられます。

重力、圧力のかかったものに対して筋肉はそれを受け止めようと、肥大化します。
そして一度負荷がかかった筋肉は再び同じような負荷、あるいはそれ以上の負荷がかかったときに耐えられるようにと大きくなる性質があります。

たとえば、ウエイトトレーニングでも30キロのダンベルを上げられるようになると、ちょっと鍛えれば35キロのダンベルも上げられるようになりますね。
これは負荷のかかった筋肉が肥大化し、さらに大きな力を受け止めようとしているからです。

つまり、毎日ふくらはぎに負担のかかるトレーニングを繰り返せば、必然的にふくらはぎも大きくなってしまいます。
運動しても良いですが、ふくらはぎだけに負担のかかるようなものは極力控えましょう。

ドクター小池の見解

Dr 小池
ふくらはぎが太くなっている人のほとんどに、歩き方、あるいは運動の時の筋肉の使い方の問題があります。
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ふくらはぎが太いのを気にしている人が、ふくらはぎだけに負担のかかる運動を自分からするとは思えません。

しかし、無意識にふくらはぎだけに負担のかかる運動をしている可能性があります。

歩く、走るなど、全身をつかった運動をしていたとします。

あらゆる体の筋肉の使う割合が人によって違っていて、ふくらはぎをメインに使ってしまっていることがあります。

そうなると、どんどんふくらはぎばかり太くなります。

ふくらはぎを使ってることに対して無自覚

ふくらはぎを中心に使っている自覚があれば、我流でも直そうと考えるでしょう。

しかし今まで自覚がなかったのなら、これからも無意識にふくらはぎを中心につかい続ける可能性が高いです。

体の筋肉の使う割合が人によって違う、ということに関して、もう少し分かりやすく説明します。

歩き方に問題があるのかも?

例えば、両足の太ももからふくらはぎまで、ガチガチのギプスをしたとしましょう。

それで歩けと言われたら、片足ずつ振り回すようにしか進めませんよね?

今度は、歩幅を最小限にして早歩きをしてください。そうすると、ふくらはぎがメインで使われているのが分かりませんか?

極端な例で説明したのは、「体の筋肉の使う割合が人によって違う」ことを理解してもらうためです。

自分の歩き方が普通だと、誰もが思っています。

しかし、ふくらはぎがどんどんと太くなっている人のほとんどに、歩き方の問題がある、あるいは運動の時の筋肉の使い方の問題があるということは、事実です。

足のむくみ

足のむくみに関しても上記紹介しましたが、水分の滞留が大きな原因です。
足のむくみは血液の流れ、リンパの流れにも関係しています。

分かりやすいもので言うと、川の流れを想定してみてください。
川は防波堤がしっかりとしていれば、水が外にあふれることなく一定の方向に流れていきますね。

それと同じように血管も流れが良くなって、防波堤がしっかりしていれば、細胞間液に水分が流れ出ることはほとんどありません。

しかし、血液の滞留が起こると防波堤も崩壊し、細胞間液に水分が大量に流失してしまいます。
その結果、皮膚が膨張し、むくみの原因となります。

例えば、ストッキングを長い時間履いたり、ハイヒールを履くと足がむくむと言いますね。
これは長い時間、足に圧力がかかって血管が細くなり、その分血液が外部(細胞間液)へ、流れ出てしまうからです。

足がむくみやすい人はストレッチやマッサージなどを行って、川の流れ(血液の流れ)を良くしておくことが大切ですよ。

姿勢の悪さ

姿勢が悪いと血液が滞留し、むくみが発生しやすくなります。
また良い姿勢であったとしても、長時間同じ姿勢をキープしていると血液の蠕動運動が生まれないので血流が滞るリスクがあります。
例えば下記のような姿勢は血液循環を悪くし、むくみが出やすいです。

  • 長時間座っている
  • 骨盤に負担のかかる姿勢をキープしている(中腰など)
  • 左右のバランスが悪い座り方、立ち方をしている

血液が滞留しやすい姿勢として、多いのが椅子に座っている状態。
椅子に座っているだけなら特に疲れもせず楽なので「血液が滞留しないのでは?」と思うかもしれません。

しかし、座っている状態は関節の可動域が狭くなり、体重の重力を腰周りで支えてしまっている状態です。
お尻が疲れてくると足を組んだり、左右どちらか片方に重力をかけたりなど、バランスが悪くなりがちです。
その結果、血液の滞留につながります。

エコノミー症候群なども立っている姿勢ではなく、座っている時に発症します。
座っている時は血流が悪化しやすいと理解しておきましょう。

ドクター小池の見解

Dr 小池
むくみを改善するのに、ストレッチやマッサージ、姿勢の改善は理にかなっています。
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むくみを改善するのに、ストレッチやマッサージ、姿勢の改善は理にかなっています。

しかし、それだけ全て解決することはほとんどありません。

食事や睡眠、運動も必要です。

食事一つとっても、世の中には様々な情報が溢れています。

一つの栄養素だけで体ができているわけではないのに、「これだけ食べれば健康!」「これだけ食べれば美肌!」という情報に溢れています。

どうして情報が偏っているか分かりますか?

物を売るために、聞こえの良いことを言って、世の中の人間が商品に飛びつきたくなる気持ちを煽り、がっぽがっぽ儲けて贅沢な暮らしをしたい人が世の中に多いからです。

小池はこうおもう

ドクター小池が、真実だけど露骨な指摘をすると、ドクター小池に対して嫌悪感を持つ人がいるのは重々承知しています。

しかし、がっぽがっぽ儲けて贅沢な暮らしをしたい人には、嫌悪感をあまり抱かないですよね?

現実を見ようとしない、その態度。

その態度を直すことのほう方が、ストレッチやマッサージ、姿勢の改善、食事や睡眠、運動に取り組むより、大切です!

本当に、ごつい足のふくらはぎを解決したいなら、細くしないなら。

ふくらはぎを細くするには?

ふくらはぎを細くするには、血流促進作用を与えるのがお勧めです。
そのためにはストレッチやマッサージ、柔軟体操を取り入れていきましょう。

座りっぱなしの方であれば1時間に1回ぐらい、3分でもよいので体を動かしましょう。
体を動かす時は必ず立って、関節周りや筋肉をほぐすような柔軟体操がお勧めです。

座りっぱなしの方は特に下半身が硬くなったり、柔軟性が乏しくなります。
下半身を中心としたストレッチ動画はたくさんありますので、あなたに合ったストレッチ方法を取り入れてみると良いでしょう。

ストレッチを行うことで、腰痛改善や疲労回復、血行促進につながります。
ストレッチですが、特にふくらはぎだけを意識する必要はありません。
血液は足だけでなく、体全体を巡っているものですからね。

太くなったふくらはぎの筋肉を細くするまとめ

以上、ふくらはぎの筋肉の「でかさ」が気になる方に参考になる情報を紹介しました。

もし運動をやめてもふくらはぎが大きいままということでしたら、むくみの可能性も大きいです。
体に柔軟性をもたらし、血行促進作用を与えていきましょう。

ドクター小池の見解

Dr 小池
運動をやめても筋肉太りはすぐに改善されません。
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安易でお手軽な方法は、取り入れた方がいいです。

しかし、安易でお手軽な方法だけで、ふくらはぎが太いという問題が全てが解決すると思っていると、いつまで「細いふくらはぎちゃん」と過ごせる人生が訪れません。

何で、ドクター小池が厳しくも現実的な話をするかというと、安易でお手軽な方法にすがりついたあなたがいつまでも結果が出なかった時になって、ドクター小池を思い出せば、ふくらはぎが細くするチャンスがあるからです。

ドクター小池は、あなたの足が細くなることを心から望んでいるからです。

大根足の原因とは?大根足改善方法も紹介します!

「大根足」

決して褒められた言葉ではありませんね。
むしろちょっと侮辱されたような意味合いが含まれています。

この記事のポイント

男性の足に向かって大根足と言うことはなく、女性に向かってのちょっとした蔑視語となっています。

大根足になってしまった場合、どんな対処が必要か。
まずは原因を追究し、その上で改善方法を探っていきましょう。

「大根足」とは?ムチムチ感があって脂肪がついた白い脚

大根足という表現は、大昔まで遡れば「健康的な脚」という意味合いで使われていたようですが、時代は変わって今では侮辱の要素がほとんどですね。

そして、その対象はほとんどが女性です。
男性はもともと筋肉質で、太い脚の人が多いですから、むしろ大根のように太いのは当たり前の状態。

それに対し、女性はか細い足、あるいはそれを理想と考えている人も多いので、女性の脚が太い場合に「大根足」と呼ぶケースが多くなっています。
どのぐらいで大根足と呼ぶかの定義は難しいですが、ムチムチ感があって、あまり運動をしていない脂肪がついた白い脚の人のことを大根足と呼ぶケースが多いです。

例えば、女性アスリートに対して足が太くても大根足と呼ぶことはありませんからね。
「節制されていない太くて白い足」というのが世間一般の大根足の認識でしょう。

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「大根足」とは、ムチムチ感があって脂肪がついた白い脚、という表現は分かりやすいですね。
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「大根足」とは、ムチムチ感があって脂肪がついた白い脚、という表現は分かりやすいですね。

くびれやメリハリのない太い足、という表現もありかもしれません。

40代以降なら、魔法使いサリーちゃんの足を太くした感じ!で伝わるでしょうか。

大根足になってしまう原因とは?3つの要素を紹介

大根足になってしまう原因として下記の要素が大きいです。

  • 運動していない
  • 食事を節制していない
  • 体が全体的にむくんでいる

基本的には怠慢がきっかけで起こりうる状態といえるでしょう。
または、体質の問題も考えられます。
それぞれ詳しく解説していきましょう。

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運動、食事、むくみの3つが、大根足の原因というのは本当でしょうか?
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運動、食事、むくみの3つが、大根足の原因というのは本当でしょうか?

運動、食事、むくみについて対策が完璧なのに、大根足の人はたしかに少ないと思います。

では、運動、食事、むくみについての解説が、どこまで理にかなっているかを見ていきましょう。

運動をしていない|運動不足

運動をしていないと代謝能力が低下してしまうので、必要以上に脂肪がつきやすい状態です。
ハードな運動をする必要はなく、有酸素運動を1日の中で20分でも、30分でも良いので取り入れるだけでも違います。

運動することで筋肉の柔軟性がアップし、体熱も上昇します。
その結果、血液循環の活性化につながるため、筋肉の硬直化や血液滞留を防ぐことができます。
足に全く筋肉がつかないとその分、太ももやふくらはぎに必要以上に脂肪がたまって太くなることが考えられます。

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運動していないと、太る傾向にあります。
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運動していないと、太る傾向にあります。

運動しないだけで太る訳ではありませんが、基礎代謝は下がります。

基礎代謝が下がったのに、食べる量が変わらなければ太って、脂肪がつきやすくなります。

運動していないことは問題ですが、運動していても運動量よりも食べる量が増えれば、やはり太ります。

食事を節制していない

次に食事の節制。
カロリーの多い食事ばかりを摂って、運動しないと当然足にもお肉がついてしまいます。
糖質や脂質を必要以上に摂取してしまうのは、もちろんのこと塩分もむくみの原因となります。

運動との兼ね合いもありますが、運動する人ほど塩分を消失するので制限する必要はないのですが、普段から運動しない人は塩分の摂りすぎは良くありません。
また、タンパク質も体の源となるものなので摂取しても良いですが、運動しない場合は筋肉の原料ともなるので足が太くなりがちです。

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Dr 小池
糖質や脂質の取り過ぎも太る原因ですが、糖質や脂質の質も大事です。
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糖質や脂質の取り過ぎも太る原因ですが、糖質や脂質の質も大事です。

たとえば米。

白米と玄米で、糖質の量にあまり差はありません。

しかし、太りやすさは違うと言われています。

なぜなら、白米と玄米では同じ米でも状態が違うことで、血糖値の上がり方が変わります。

白米と玄米の違いは?

すごく血糖値が高くなるか、緩やかであまり血糖値が高くならないか、違いがあります。

血糖値が高くなりやすい方が、太りやすいとされています。

糖質の話だけでも、質が大事だという細かいコツがあります。

質が大事だということも知らない専門家もどきもいます。

質が大事だということを知っている専門家もいますが、細かい話は理解されないのであえて言わないことも多々あります。

体や足がむくみやすい

そして体質の問題もあります。
むくみも大根足の原因の一つです。
むくみ体質の人は、一言で言うと「水分を体外に排出するのが上手くない人」です。

むくみは細胞間質に水分が血管からしみ出ている状態です。
そのしみ出た水分を発散することで、体外へと排出することができます。
代謝能力が低い人、汗をかきにくい人などがむくみやすい体質と言えます。

ドクター小池の見解

Dr 小池
汗をかくのも大事ですが、水分は電解質、ミネラル、ホルモン、腎臓など、全体のバランスで決まります。
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汗をかくのも大事ですが、水分は電解質、ミネラル、ホルモン、腎臓など、全体のバランスで決まります。

おそらく、他の要因も多数あり、複雑に絡んでいます。

むくみ、汗、水分という3つの言葉だけで、解決するような簡単な話ではありません。

そもそも、必要な汗をかく機能が弱くなった人が、汗をかこうとしてもうまくいきません。

汗をかく必要がある、汗をかきたい、というのであれば本気で取り組まないと無理です。

大根足を改善する方法とは?マッサージとトレーニングを紹介

大根足を改善させる方法はズバリ、マッサージとトレーニング。
マッサージは自分の手、あるいはマッサージ師など誰でも良いので、むくみ改善を促す施術がお勧めです。

そしてトレーニングは下半身に負荷をかけるトレーニングというより、体の柔軟性を増す為のトレーニング、あるいは代謝を向上させるためのトレーニングがおすすめです。

体の温度が上昇すればそれだけ代謝もよくなるので、血行促進作用が生まれ、むくみが生まれにくくなり、筋肉も適度について引き締め効果が期待できます。

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マッサージは必要だと思いますが、マッサージだけ大根足は改善しません。
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マッサージは必要だと思いますが、マッサージだけ大根足は改善しません。

マッサージで一時的にほっそりする大根足も存在します。

しかし、放っておくとすぐにまた、元の大根足にもどります。

マッサージで大根足を改善

大根足やむくみに効果のあるマッサージがあります。

座って足首の運動からふくらはぎのマッサージする方法で、5分のマッサージから大根足を改善できるため毎日続けやすいでしょう。
むくみがひどい場合は「心臓より高い位置に足を置いてマッサージしたりストレッチすると良い」ようです。

トレーニングで大根足を改善

そして大根足に悩む女性に向けた「ふくらはぎ痩せの足裏アーチトレーニング」もあります。

大根足になってしまう人は足裏にアーチがなく、偏平足になってしまう人が多いそうです。
そういった方に向けて足裏の筋肉を使ったトレーニング方法です。

タオルを使った足指を動かすトレーニングや足指じゃんけんなどがあります。

足の裏には様々な血管が通っていますので、血液循環をよくするにも良いツボといわれています。
足裏を徹底的にほぐして、ふくらはぎ痩せにつなげていきましょう。

大根足の原因と改善まとめ

以上、大根足に悩む方に参考になる情報を紹介しました。
不摂生が理由で大根足になってしまった場合、ある意味、改善の余地が非常にあると言えます。

運動したり、トレーニングしたり、マッサージしたり、あるいは食事制限をしたりなど。
努力次第で細い足にできる可能性がありますので、気長に頑張っていきましょう。

ドクター小池の見解

Dr 小池
いろいろと試して結果が出なければ、その理由は人によってが違うのでお教えします。
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この記事で解説している大根足を改善する方法は、ただの方法の一部です。

カレーにすったリンゴを入れるとおいしい!と聞いて、リンゴだけでカレーが作れると勘違いするようなものです。

食事の解説がありましたが、「糖質や脂質の量」というような、間違ってはいないけれど正確ではない表現が、世の中にはたくさんあります。

大切なことは?

本当に大切なのは、「糖質や脂質の質」です。どんな食材の糖質や脂質を摂取すべきか、正確に知ることが大切です。

食事の本当のコツを学習するためには、専門性のある人から教わらないとほぼ無理です。

食事だけでも難しそうですよね?

運動も難しいし、ストレッチの本当のコツも難しいしです。

仮に知識だけ吸収しても、結果をだすことはできません。

だって、本当はもっと大きな問題を見落としている可能性があるからです。

一生懸命、カレーのレシピどおり食材を入れても、おいしいカレーができません。

どうしてかというと、コンロの火を点けていないからです。

そんなバカなことってある?とお思いでしょう。

意外な落とし穴

はい、健康や美容はもちろん美脚に関しては、そんなバカなことがあります。

だれも真実を知らない、真実を知っていても教えない。

だから、本当に結果の出る方法を教えてくれる人に出会うことができません。

ただし、ブログにあるような簡易的な方法から始めて、結果が出るのかどうか考えてみてもいいかもしれません。

もしご自身で努力しても結果が出なければ、その理由は人によってが違うのでお教えします。

ししゃも足を改善したい!自分で治す2つの方法

ふくらはぎがぷくっと膨らんでしまう、ししゃも足。

なんだか見た目的にもスマートな印象がありませんね。

この記事のポイント

特に女性でスカートを履く仕事の場合は、すっきりとしたふくらはぎでいたいという方が多いのでは?

ここでは、ししゃも足になってしまう原因と改善方法を紹介します。

ししゃも足はなぜなってしまうのはなぜ?その原因とは

ししゃも足は筋肉がつきすぎてなってしまうケースと脂肪やむくみが原因でなってしまうケースがあります。
筋肉がつきすぎてししゃも足になってしまう人は、ふくらはぎに負荷のかかる運動をしている人です。

分かりやすい例で言うと、重量挙げの選手。
重量挙げの選手は非常にふくらはぎががっちりしています。
オリンピック代表にもなっている三宅宏実選手のふくらはぎなど見ると、非常にがっちりとしたふくらはぎをしています。
ただ、そこまで下半身に負荷をかけて生活している人は少数でしょうから、一般的なししゃも足というと脂肪やむくみが原因という人がほとんどです。

ドクター小池の見解

Dr 小池
「一般的なししゃも足というと脂肪やむくみが原因という人がほとんど」という見解は誤りです。
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「一般的なししゃも足というと脂肪やむくみが原因という人がほとんど」という見解は誤りです。

三宅宏実選手の画像をネットできちんと検索して足をしっかりと観察して下さい。トップレベルの選手でもその程度のししゃも足です。

参考

ドクター小池が診療していると、特に運動していない人でも立派なししゃも足の女性がいます。

とくに鍛えていない女性なので、筋力やスポーツとしての筋肉の質は高くないと思います。しかし、しっかりとして筋肉の形が見て分かりますし、触診しても確認できます。

「一般的なししゃも足というと脂肪やむくみが原因という人がほとんど」というような誤った情報を信用しないで下さい。

鍛えていないししゃも足なのだから筋肉よりも脂肪やむくみの可能性があるけれど、必ずしもそうとは限らないと考えましょう。

ししゃも足を改善!自分で治す2つの方法

一般的なししゃも足の原因は脂肪とむくみと紹介しました。
つまり、脂肪とむくみがつかなくなるような生活を意識すれば、ししゃも足も改善していくはずです。

具体的にどのようなことをすべきか詳しくみていきましょう。

脂肪を取り除いてししゃも足を改善

ししゃも足になってしまう人は筋肉と表皮の間の皮下脂肪がたまりやすいです。

皮下脂肪は必ずしも悪い事ではなく、衝撃を和らげる役割もあるので多少は誰でもついているものです。
しかし、ふくらはぎに付きすぎてしまうと皮膚の肥大化、腰への負担増になりますので、やはり適度な皮下脂肪に抑えておく必要があります。

ふくらはぎに皮下脂肪がついてしまう理由は、運動不足です。
特に血流が悪い状態が続くと代謝が悪くなり、ふくらはぎに皮下脂肪がたまりやすくなります。

ふくらはぎの皮下脂肪を落とすには有酸素運動を取り入れましょう。
そして有酸素運動の中でも筋力トレーニングの要素があまり含まれていない水泳がベストです。

水泳は体全身を使って体を動かすので、それぞれの筋肉に程よく負担をかけることができます。
例えばランニングだとどうしても足腰中心の筋肉を使うことになりますが、水泳なら体全体に負担がかかるので、ふくらはぎだけ筋肉が発達してしまうことはありません。

水泳は泳ぐのも良いですし、歩くだけでも十分トレーニングになります。
できれば毎日が理想ですが、少なくとも週に2、3回程度は水泳トレーニングを実践したいところです。

ドクター小池の見解

Dr 小池
「有酸素運動の中でも筋力トレーニングの要素があまり含まれていない水泳がベスト」ということはありません。
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「有酸素運動の中でも筋力トレーニングの要素があまり含まれていない水泳がベスト」ということはありません。

水泳選手やシンクロナイズドスイミング選手を見て下さい。そこまで体の線が細いでしょうか?均整が取れた体ではありますが、決して華奢な体ではありません。

また脂肪で太くなったししゃも足の持ち主が、いきなり水泳に取り組むことができるでしょうか。まず無理だと思います。

水泳したことありますか?

それと水泳を本当におこなったことがありますか?水泳は意外な運動量であるため、食欲も増します。下手をすると、運動量よりも食べる量の方が増えて、どんどんど体を大きくなります。

バランスよく鍛えてたくましい体ならまだしも、ただ体が大きくなっただけ!では、ししゃも足の改善にはなっていませんよね。

水泳が悪いとは言っていません。

「有酸素運動の中でも筋力トレーニングの要素があまり含まれていない水泳がベスト」という情報を鵜呑みにして、我流で水泳を始めてもししゃも足を改善する効果を期待できないという意味です。

脂肪を取り除くには、適切な食事量、適切な食事の質が伴っていないければ、「◯◯するだけでししゃも足は改善」という方法に飛びついても結果は出ません。

自分のししゃも足の改善には、本当は何が必要なのか。その答えを一緒に考えてくれる真の専門家を見つけることの方が大事です。

むくみを取り除いてししゃも足を改善

次に実践したいのが、むくみの改善。
脂肪と違って、むくみは水分なので脂肪以上に取り除くのが簡単です。

人間の体には大きく分けて3つの水分があり、血液と細胞間液と細胞内液があります。

この中でむくんでいる状態というのは細胞間液が増えている状態です。
細胞間液を減らすのに有効なのが食塩の摂取制限です。

ちょっと医学的な話になりますが、利尿薬を飲んだ人は食塩を尿中に排泄することができるので、その結果、むくみも改善することがわかっています。

つまり、もともと摂取する食塩量を減らせば、それだけむくみにくい体質になるということです。

食塩の量ですが、欧米では1日1.5から2g程度が良いと推奨されています。
日本の場合は和食に意外と食塩が含まれていますので、この摂取量はちょっと難しい基準になります。
それでも1日5g以内に収めた方が良いとされています。

ただ、1日の中でどんな食事をしたら5g以下かなど考えるのは難しいですね。
そこで食塩が多い食材、調味料、食事をピックアップしました。

  • マヨネーズ
  • ケチャップ
  • ドレッシング
  • 漬物
  • カップラーメン
  • 天丼
  • カレーライス

たとえば天丼は1人前で4.1g、カレーライスは1人前3.3gです。
1食でこれだけの数値になってしまいますから、1日トータルで考えると5gを超えてしまう可能性大です。
できるだけこういった食事は控えた方が良いでしょう。

そしてスープは食塩が含まれていることが多いです。
例えば、うどんなどのスープ、つゆも残さず飲む方が多いかと思いますが、できるだけ控えた方が良いです。
こういったものできるだけ敬遠しながら食生活を送るのがお勧めです。

ドクター小池の見解

Dr 小池
長野県では平均的な1日当たりの食塩摂取量は男性11.2g、女性9.5gで全国平均よりも多くなっています。しかし驚くべきことに、長野県は男女ともに平均寿命が1位です。
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長野県では平均的な1日当たりの食塩摂取量は男性11.2g、女性9.5gで全国平均よりも多くなっています。しかし驚くべきことに、長野県は男女ともに平均寿命が1位です。

では、塩分を多めに取った方が健康で長生きとも考えられます。塩分が多い方がいいとか、少ない方がいいとか、ケースバイケースです。

医学的な話といいながら、眉唾な話が多いことをドクター小池はあなたにお伝えします。

「脂肪を取り除いてししゃも足」の部分で、水泳をした方がいいと言いながら、塩分は少なくした方がいいですって?

運動していて塩分を減らしたら、脱水症になりますよ!

どうですか?ネットの一般的な情報がいかに不正確で、理にかなっていない内容かが分かったと思います。

もし、自分のししゃも足の改善を真剣に考えいているなら、安易な情報を本気にするのではなく、あなたのために一緒に考えてくれる真の専門家を見つけることが大事です。

ししゃも足改善まとめ

以上、ししゃも足改善に役立つ対策を紹介しました。
脂肪とむくみを改善するには王道ではありますが、運動と食生活の改善が必要です。

運動の場合は体全身を使った有酸素運動、食生活は食塩を控えた食事を意識してみてください。
この2つを毎日実行すれば、徐々にししゃも足も改善されていくでしょう。

ドクター小池の見解

Dr 小池
「この2つを毎日実行すれば、徐々にししゃも足も改善」すると、考えない方がいいです。
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「この2つを毎日実行すれば、徐々にししゃも足も改善」すると、考えない方がいいです。

ししゃも足の原因は人それぞれです。簡単な方法を試してみるのはお手軽でいいですが、頑張っても結果が出ない、頑張ったら弊害があった、ということにもなりかねません。

運よく結果につながる人もゼロではない。この記事に記されている内容は、その程度の内容だという意識を少しもたれるといいかもしれません。

運動経験者に多い「ししゃも足」とは?原因と改善方法を紹介

ふくらはぎが大きく膨れ上がってしまう状態をししゃも足と呼びます。
特に運動をやっていた人に多く見られる足の形です。

この記事のポイント

ふくらはぎの筋肉が異常に発達し、ちょっといびつな印象を与えてしまいがちです。
ししゃも足はどのようにして起こるのか、そして起こった場合はどのように改善していけば良いのかまとめました。

ししゃも足になってしまう原因は?筋肉の発達と脂肪がついたこと

ししゃも足の原因は大きく分けて2つ考えられます。

  • 1つは運動のしすぎによる筋肉の発達。
  • 2つ目は筋肉が固まって、その上に脂肪がついてしまうことです。

それぞれの原因を詳しく見ていきましょう。

ドクター小池の見解

Dr 小池

医療の分野では、運動らしい運動をまったくしていないのに、筋肉質で太い足の人が大勢います。
しかも、太っていて足が太いのではなく、体型は標準的なのにも関わらずです。

ふくらはぎの筋肉が発達してししゃも脚に

筋肉に負荷のかかる運動や筋トレを行うと、ししゃも脚になりやすいです。
代表的なものは短距離走やウエイトリフティング。

瞬間的に大きな負担がふくらはぎにかかりますので、ふくらはぎの腓腹筋(ひふくきん)が刺激され、筋細胞が肥大化します。

筋細胞は細かい繊維のようなものになっていて、強い刺激やダメージを受けると切れたり、膨れ上がる特性があります。
筋細胞はダメージを受けると修復しようという働きが出て、今まで以上に筋繊維が増えたり、肥大することも。
それが筋肉増大に繋がり、足が太くなるというメカニズムです。

逆に長距離走のような負荷が一定の力で、しかもそれほど強くない力だとふくらはぎは太くなりません。
運動すると必ずふくらはぎが太くなるのではなく、非常に強い力が瞬間的にふくらはぎに発生する場合のみ、ふくらはぎが大きくなります。

ドクター小池の見解

Dr 小池
短距離走やウエイトリフティングなどの、瞬間的なパワー系の競技により、筋肥大する傾向にはあります。
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短距離走やウエイトリフティングなどの、瞬間的なパワー系の競技により、筋肥大する傾向にはあります。

長距離選手が、細身の傾向なのも、現実で目にします。

一方で、長距離水泳選手と、短距離水泳選手で、体型の違いを感じますか?水泳では矛盾しますよね。

筋肉を肥大させたい人は、高重量だったり、低重量高回数だったり、運動の種類を織り交ぜます。

筋肉も全てが解明されているわけではないので、おこなっていた競技=ふくらはぎの太さ、とはなりません。

ふくらはぎが硬くなり、脂肪がついてしまっている

ししゃも足になってしまう原因として、運動をしばらくせず、脂肪過多の食生活を続けることで足が太くなる傾向にあります。
筋繊維が傷ついて肥大化した足はすぐに修復することはありません。

長い年月をかけて徐々に収縮し、元の筋肉へと戻っていきます。
運動しない期間が数ヶ月程度では、その肥大化した筋肉は縮むことなく大きいままということもよくあります。

そして、その大きくなっている筋肉の上に脂肪がついてしまうことがあります。
高カロリーで、糖質や脂質を多く含んだ食生活が続いていると脂肪は身体のあらゆる部位に付着します。
ふくらはぎも脂肪がつく可能性のある部位です。

その場合は筋肉に柔軟性をもたらし、食生活の改善をするほか、対処法はありません。

ドクター小池の見解

Dr 小池
ストレッチと食事以外、短期間でふくらはぎの筋肉を落とす方法はない!という記事のようですが、誤りです。
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ストレッチと食事以外、短期間でふくらはぎの筋肉を落とす方法はない!という記事のようですが、誤りです。

医療の分野でおこなう足やせ治療に関しては、ストレッチや食事に関係なく、過度に肥大した筋肉を、元の小さいサイズに戻すことが可能です。

また、ストレッチしても、柔軟性が増し、むくみが取れるだけです。

食事の改善をおこなえば、不必要に増えた脂肪が減ることになります。

筋肉を減らす効果は、ほとんど無いと思った方がいいでしょう。

ししゃも足になったらどうしたら良い?マッサージやストレッチで改善

ししゃも足になってしまった場合、日々のマッサージやストレッチが欠かせません。

筋肉を柔らかくすることで筋繊維が柔軟になり、むくみがたまりにくくなります。
むくみがたまりにくいということは、それだけ血行促進作用が生まれているということですので、代謝能力もアップ。

代謝の力がアップすれば脂肪がつきにくい体質になるので良い循環が生まれます。

ドクター小池の見解

Dr 小池
代謝がアップするというのは、曖昧な表現だと思います。
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代謝がアップするというのは、曖昧な表現だと思います。

運動をしていた方なら分かりますが、本格的な運動前に、体を温めることをおこないますよね?

温めておかないと、運動能力を発揮できないし、怪我をしやすくなります。

だから、きちんと運動をおこなう前に、体を温めます。

運動前の体を温めるだけで終わってませんか?

しかし、体を温めておしまいにし、本格的な運動をおこなわなかったらどうでしょう?

体温めた意味あるの?となりませんか。

ししゃも足におこなう、マッサージやストレッチも同じです。

おこなうべきですが、おこなっただけではあまり意味がありません。

体を温めると運動能力が上がります、と言われた人が、いつも体を温めて終わり。

それで、身体能力が向上しないと嘆いている人がいたらどうでしょう?

運動前に体を温めるとか、食事の改善を取り組む前にマッサージやストレッチもしておくとか、前提でしかありません。

しょせんは前提でしかないのに、前提がさも結果を出すための方法かのように説明している、ブログやネット情報が多すぎますね。

欠かせない毎日のむくみ取りマッサージ

ししゃも足になってしまった場合のむくみ対策として「マッサージ」を毎日行いましょう。

マッサージを行うことで血行促進作用が生まれ、水分がふくらはぎに滞留することがなくなります。
それがむくみ改善につながります。

ふくらはぎを細くする3つの方法は

  1. むくみを取ること
  2. 筋肉をほぐすこと
  3. 脂肪を柔らかくすること

ふくらはぎ痩せの動画は数多くアップされていますが、この3つのポイントを意識することが大事になります。

どの部分を指圧するのか、どの部分の血流を良くするイメージでマッサージするのか、あなたのふくらはぎに合った動画を探してみるといいかも知れませんね。

ストレッチで筋肉をほぐす

次にマッサージと並行して行いたいのが「ストレッチ」です。

ふくらはぎの横張りを改善することで、カチカチになったふくらはぎの横の部分を改善することが重要。

例えば普段の生活で不安定な歩行すると、ふくらはぎや太ももに負担がかかります。

ふくらはぎがししゃも足になってしまう場合、ふくらはぎのヒラメ筋、腓腹筋への負担が大きいことがわかっています。
この筋肉をストレッチで柔軟にしていくのに有効な動きを紹介していますので、ぜひチャレンジしてみましょう。

ししゃも足の原因と改善方法まとめ

以上、ししゃも足になってしまう原因と改善方法を紹介しました。
すぐに改善できるわけではありませんが、マッサージやストレッチを行っていけば、徐々に足の細さを実感できるはずです。

足が太い段階で写真を収めておくことをお勧めします。
そうすると数ヶ月のストレッチやマッサージ効果が後で写真と比較して分かるはずです。

ドクター小池の見解

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むくみで太い足なら、マッサージやストレッチで、徐々に細くなる可能性があります。
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むくみで太い足なら、マッサージやストレッチで、徐々に細くなる可能性があります。

しかし、マッサージやストレッチでも取れないくらいの、むくみの人もいます。

その場合はマッサージやストレッチは、やらないよりはやった方がマシというレベルです。

また、むくみと関係なく太い筋肉ししゃも足の場合、マッサージやストレッチだけでは細くなる効果は期待できません。

「陸上で太くなった足」を細くしたい!太くなった筋肉を細くする3つ方法

この記事のポイント

陸上経験がある人の中で、特に足が太くなってしまいやすいのは短距離走経験者。
筋肉量を必要とし、太ももを中心に太くなる傾向があります。

陸上で足が太くなる原因、および陸上で太くなった足を細くする方法をご紹介します!

陸上で足が太くなる理由は?筋力が必要だと太くなる

陸上選手は絶対足が太いというわけではありません。
例えばオリンピックに出るようなマラソン選手の足を見てもそこまで太い印象はありませんよね。

逆に100メートル走に出場するような選手は比較的足が太い選手が多い印象です。

その要因として下記のことが考えられます。

  • 長距離走は足に与える衝撃が弱く、長時間の有酸素運動を必要とする
  • 短距離走は時間が短く、筋力への負荷が大きい

つまり短距離走は非常に時間が短いので、有酸素運動で脂肪を燃焼するような時間がないということです。

逆に足にかかる負担が大きいため、筋力が必要となり、足が太くなる人が多くなっています。

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短距離走が、「有酸素運動で脂肪を燃焼するような時間がない」というのは真っ赤なウソです。
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短距離走が、「有酸素運動で脂肪を燃焼するような時間がない」というのは真っ赤なウソです。

10数秒の1本のレースだけ見たら、有酸素運動ではないでしょう。

しかし、普段の練習量から考えたら、有酸素運動のような状態は当然あります。

正確に言うのであれば、長距離選手の方が、より「有酸素運動で脂肪を燃焼する」競技である、ということだけです。

陸上で太くなった足を細くする方法は?速筋を使わないこと

陸上で足が太くなってしまった人は速筋と呼ばれる筋肉が発達している人がほとんどです。

これは瞬発的に必要となる筋肉で、主に無酸素運動の時に使われます。
例えばウエイトトレーニングなどで使われる筋肉です。

走ること自体は有酸素運動なのですが、短距離走のように瞬間的に力を必要とする場合は、この速筋も使われてます。

陸上で太くなった足を細くするには、まずこの速筋をあまり使わないようにすること。
足に負荷のかかる坂道、階段などは避けた方が良いです。

ダイエットするためには、「階段などを使って有酸素運動をすべき」という話と真逆になってしまうのですが、足の筋肉を落とすためには、足の負荷がかかるような運動は避けた方が良いです。
スクワットのような動き(立ったり、しゃがんだり)もできるだけ控えましょう。

そして、速筋が発達すると脂肪がつきやすくなります。
速筋が発達していて、カロリーの高いものを食べると余計に太ももやふくらはぎにお肉がつきやすいです。

負荷のかかる運動と食事制限が足を細くするには欠かせません。

そして、もう一つ大切なのはむくみを改善すること。太ももやふくらはぎに必要以上に水分が溜まっている状態です。

それを排出するにはマッサージやストレッチが効果的です。

ドクター小池の見解

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「速筋が発達すると脂肪がつきやすくなる」ということはありません。
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「速筋が発達すると脂肪がつきやすくなる」ということはありません。

速筋を大きく発達させようとして、ボディビルダーの選手が、オーバーカロリーで体を大きくしたいときに、一時的に脂肪も含めて増えることはあります。

あるいは、速筋を大きくするような競技の選手が、選手を止めても同じような食事の量を続けて、太っていることはあります。

それが、脂肪がつきやすくなる、筋肉が脂肪に変わる、などという迷信につながっています。

筋肉がついたら、同時に脂肪がつくというのは、セットではありません。

マッサージで筋肉を柔らかくする

筋肉は柔軟性を持っていないと、過度な負担がかかったときに怪我をしてしまいます。

例えば足を太くしたくないからといって階段や坂道を一切使わないと、だんだんと筋力が低下し、筋肉が硬化していきます。

筋肉は柔軟性をもたらすことで、可動域も広がりますし、血流促進効果も期待できますよ。

その結果、むくみ解消にもつながりますので、筋肉へのマッサージは欠かさず行っていきましょう。
実際のマッサージ方法はこちらの動画が参考になります。

太ももの表側、裏側をまんべんなくつまむようにマッサージして脂肪を分解していきます。

太ももをマッサージすることで燃焼効果が生まれ、むくみ改善につながります。

ドクター小池の見解

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筋肉の柔軟性を持たせるために、リンパの流れをよくするために、ストレッチはよいことです。
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筋肉の柔軟性を持たせるために、リンパの流れをよくするために、ストレッチはよいことです。

しかしながら、つまむマッサージで脂肪が分解されることはありません。脂肪燃焼効果が生まれることもありません。

ただ、マッサージによって、脂肪燃焼効果と関係なくむくみの改善は期待できます。

なお、運動をしたり、食事の内容と量の見直しすることなく、脂肪燃焼効果は期待できません。

運動と食事の改善が前提としてあれば、合わせて脂肪のマッサージをおこうことで、+αの効果はあると思います。

ストレッチで筋肉を伸ばす

足痩せで欠かせないのがストレッチです。

ストレッチは筋肉を柔らかくし、脂肪を燃焼しやすい状態に持って行ってくれます。
脂肪は牛脂などを思い浮かべてもらうとわかりやすいですが、冷えている時は固体になっていて、フライパンの上などに置くと熱で溶けますよね。

それと同じように人間の中に存在する脂肪も熱を加えることで老廃物と共に排出しやすくなります。
ですから、体が温かい時にストレッチをした方が、より一層効果が期待できます。

ストレッチをやるときはお風呂上りがおすすめです。

足のストレッチ動画はこちらが参考になります。
硬くなった太もも周りの筋肉をほぐすストレッチを紹介していますよ。

寝ながら太もも、膝裏、ふくらはぎなどの筋肉を伸ばすようなストレッチが中心です。

呼吸が浅くなると筋肉が固まってしまうので、しっかりと深呼吸をしながらストレッチするのがお勧めです。

専門家に相談する

もしなかなか足が細くならないということでしたら専門家に相談してみましょう。
整復師、ジムトレーナー、エステティシャン、医師などに見てもらう方法があります。

ただこの中では、整体の知識を持っている整復師がお勧めです。
足が太くなってしまう原因を根本から分析してくれます。

普段の立ち姿勢、動き方、負荷のかかる運動などをアドバイスしてくれます。
ただ単に施術して足が細くなるという事ではなく、予防の観点から、相談できるのでおすすめです。

ただ整復師に見てもらっても即効性があるわけではありません。
足が細くなるまで数ヶ月かかります。

最初は自分でトレーニングするところから検討してみてはいかがでしょうか。

ドクター小池の見解

Dr 小池
ドクター小池の見解のようなことを、整復師、ジムトレーナー、エステティシャンなどに聞いてみて下さい。
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ドクター小池の見解のようなことを、整復師、ジムトレーナー、エステティシャンなどに聞いてみて下さい。

きちんと答えられなければ、相談する専門家として選ぶことは止めた方がいいでしょう。

また、医療で足が確実に細くなりますが、X脚やO脚のように医療では難しいことに関しては、ふさわしい整体の専門家は存在します。

しかし、その専門家を自分で見極めることは、ほぼ不可能です。

適切な指導があって、効果がでるのに数ヶ月かかるのか。

意味のないおまじないの指導を信じてしまって、効果がないのを数ヶ月過ごすのか。

結局、蓋を開けてみるまで分かりません。行き先が正しいか、間違っているかも分からないまま、数ヶ月を過ごすことになります。

陸上で太くなった足の改善まとめ

以上、陸上で足が太くなってしまった方の原因、および対処法を紹介しました。

まずは足の筋肉量を減らし、そこからストレッチやマッサージを取り入れて脚を細くしていきまそう。

もしなかなか改善が見られない場合は専門家に診察をしてもらって、どんな原因が考えられるか相談してみると良いでしょう。

ドクター小池の見解

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運動したという過去があるから、自分の筋肉質で太い足は、陸上競技が原因だと考えがちです。
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運動したという過去があるから、自分の筋肉質で太い足は、陸上競技が原因だと考えがちです。

たしかに、陸上競技が原因の可能性がありますが、運動を止めて何年経ちましたか?

持って生まれた筋肉や骨格が原因の場合、日常生活をしながら筋肉量を減らすなど、ほぼ不可能です。

にも関わらず、ネットでは、ストレッチなどで足が細くなるかのように書いてあります。

もっともらしい内容だけどほとんど意味がない内容だと、いい加減に気づきましょう。

ふくらはぎが太く見える「ししゃも足」とは?膨らんだ足の原因と改善方法を解説

ぷっくらとしたふくらはぎになってしまうことを「ししゃも足」と呼びます。

ししゃも足になったからといって何か身体的問題があるわけではありませんが、やはり容姿としては良いとは言えませんね。

この記事のポイント

特に女性の場合は仕事上、スカートなど履いてふくらはぎを出すケースもあるでしょうから、そういった時にししゃも足では、あまり見栄えが良いとは言いません。

ここではししゃも足になってしまう原因、および改善方法を紹介します。

ふくらはぎが太く見える「ししゃも足」とは?ししゃものお腹のような足

ししゃもはお腹がぷっくりとした形態が特徴です。
その形になぞらえ、ふくらはぎも似たような形になる場合に、ししゃも足と呼びます。

特に腓腹筋(ひふくきん)というふくらはぎの裏側の柔らかい部分が膨らんでいるケースをししゃも足と呼ぶことが多いです。
この部分は特に力を入れていない時は柔らかくなっていますが、運動すると硬くなって伸縮性、弾力性が出る筋肉です。

腓腹筋が肥大化するかどうかが、ししゃも足になるかのポイントとなります。

ドクター小池の見解

Dr 小池
その通りですね。腓腹筋は、内側と外側があります。
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その通りですね。腓腹筋は、内側と外側があります。

ふくらはぎを後ろから見て、内側にモリっとした部分と、外側にモリっとした部分です。

主に、内側のモリっとした部分が、ししゃも足を際立たせます。

ししゃも足になってしまう原因って?腓腹筋が発達している状態

「ししゃも足になってしまうこと=腓腹筋が発達している状態」です。
ただ、腓腹筋が異常に発達してしまっている場合は、下記3つのことが考えられます。

  • 脂肪がついてしまっている
  • むくんでしまっている
  • 筋肉太りを起こしている

脂肪がついてしまうのは単純に代謝が悪かったり、運動量が少なく、脂肪燃焼が起こらないためです。
食事でカロリー過多になったり、全く運動しない場合は、どうしても脂肪がふくらはぎにもつきやすくなります。

むくみは不要な水分が過剰に溜まっている状態です。
毛細血管の周りに細胞間液というエリアがあるのですが、そこに水がたまって肌が肥大化してしまっています。

ふくらはぎは重力に逆らって上半身に血液を上げるポンプのような機能がありますが、その作用がうまく働かず、循環させそこなった水分が腓腹筋にむくみとして溜まっていると考えられます。
ふくらはぎは他の部位に比べて水がたまりやすい(むくみが溜まりやすい)箇所といえます。

ドクター小池の見解

Dr 小池
「腓腹筋が異常に発達してしまっている場合」という表現はやや違います。
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「腓腹筋が異常に発達してしまっている場合」という表現はやや違います。

「腓腹筋が存在する場所一帯が異常に発達してしまっている場合」という表現の方が正確です。

つまり、子持ちシシャモの卵部分に相当するところです。

脂肪、筋肉、むくみという3通りの可能性、そのいくつか、あるいは全部が原因で、足がししゃも太りしています。

ししゃも足を改善するには?足の血行促進から始めよう

ししゃも足を改善するには、日頃からストレッチをして筋肉の柔軟性を高め、血行促進作用を与えることが大切です。
それ以外には普段からの姿勢もポイント。

長時間同じ姿勢でいると、血液の滞留が起こり、それがむくみにつながります。
特にデスクワークや立ち仕事の人は注意が必要です。

どうしても改善が難しい場合は専門家に相談するのも一つの手段。
普段の生活、体の動かし方、食生活などあらゆる分析をしてもらえば、ふくらはぎがししゃも足になってしまう理由が見えてくるはずです。

ドクター小池の見解

Dr 小池
自分で比較的改善できるのが、むくみです。
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自分で比較的改善できるのが、むくみです。

血行促進させることはいいことでしょう。

ストレッチしても取れないむくみ、あるいは、むくみが取れてもそれでも太いししゃも足だと判明したら、小池の見解と近い考えを持つ適切な専門家に相談すると、よいと思います。

ストレッチでししゃも足を改善

ししゃも足になってしまったら、ぜひ実践してほしいのがストレッチです。
ふくらはぎを伸ばすストレッチをすれば、筋肉の柔軟性が増し、血行促進作用が生まれます。

ふくらはぎの筋肉を活性化すると、静脈弁という弁が開いて血液を押し上げる作用が生まれます。
その結果、体の血の巡りが良くなり、ふくらはぎにむくみが出る可能性が低くなります。

ふくらはぎのストレッチにおすすめの動画はこちら。

膝を伸ばしてふくらはぎを反るようにして伸ばしていく動きなど紹介しています。

また、インターバルとして10秒間の休憩を挟むことで、無理なく行うことができます。
インターバルは呼吸を落ち着かせ、筋肉の収縮にも良い働きを与えるので、もし動きに余裕があっても必ず休憩を挟みながら行いましょう。

専門家に相談して、ししゃも足を改善

ストレッチや自分自身が行っているトレーニングで、ししゃも足の改善が見られなければ、ジムトレーナーに話を聞いてみましょう。

もし自分が日々行っているストレッチに間違いがあれば、正しい動きをレクチャーしてくれます。
ふくらはぎの張り方、伸ばし方など改めて勉強になるはずです。

また整体師に相談するのもおすすめです。
骨盤のゆがみなど、身体の根本的なズレから矯正してくれるので、ひょっとしたら立ち姿や座っている姿勢でふくらはぎに負担がかかっているかもしれません。
体のメンテナンスを兼ねて診てもらいましょう。

正しい姿勢をキープすることができれば、ふくらはぎの筋肉の伸縮性を生み出し、血液循環が良くなって足の太さが解消される可能性があります。

ドクター小池の見解

Dr 小池
今回の記事は、ししゃも足のむくみ部分についてだけ、解説した内容になっていますね。
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今回の記事は、ししゃも足のむくみ部分についてだけ、解説した内容になっていますね。

ししゃも足の原因のほとんどが、医学的には筋肉の発達や肥大です。

その場合は、ストレッチや整体での即効性は期待できません。

もちろん、腓腹筋を肥大させてしまうような骨格・動かし方は矯正する方がいいでしょう。

しかし、姿勢とは形状記憶合金と同じ。

形状記憶させるためには、時間と労力が必要です。

つまり、即効性はない。ただし、長い目で見たら適切な形状記憶は必要。

医療による即効性のあるししゃも足改善も、その他、整体や自己努力による改善も、すべておこなうべきなのです。

ししゃも足の改善まとめ

以上、ししゃも足になってしまう原因、および改善方法を紹介しました。

体質的に無理と諦めず、日頃のストレッチで徐々に改善していきましょう。
むくみが取れ、筋肉の柔軟性が生まれれば必ず足が細くなっていくはずです。