ししゃも足は中学生時代から作られてしまう?身体の成長を含めて専門家が解説

「小学生の時は別に足が太いわけではなかったのに今思うと、中学生ぐらいから足が太くなった気がする」

このように考えている方も少なくありません。

この記事のポイント

実は中学生ぐらいの時は足が太くなる要素がいくつかあります。

ここでは中学時代に足が太くなってしまう理由と、その解消法を紹介していきます!

ししゃも足が中学生時代に作られてしまう理由とは?ホルモンや筋肉量の変化が原因

ふくらはぎがプクッと子持ちししゃものように膨らんだ肥大した状態をししゃも足と呼びます。
男性の場合はそこまで気にしないかもしれませんが、女性がこういったししゃも足になってしまうとちょっと恥ずかしいと感じる人もいます。

そしてこのししゃも足ですが、中学生の頃になるとなってしまう方もいます。
中学生ぐらいになると、ちょうど体の変化が生まれやすい時期です。
ホルモンの分泌が増えることで筋肉の増量につながってきます。

また、中学生は部活動を始める時期でもあります。
小学生時代のようにただ外で遊ぶだけでなく、部活動によっては毎日走ったり、ウェイトトレーニングをしたりなどの厳しいトレーニングを行うケースがありますよね。

こういった「体の成長」と「トレーニング」という2つの要素がししゃも足になる原因として考えられます。

ドクター小池の見解

Dr 小池
ししゃも足になるのに、「トレーニング」も影響していると思います。しかし・・・
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ししゃも足になるのに、「トレーニング」も影響していると思います。しかし・・・

体の成長とは、親からの遺伝も考慮しないといけません。

というのも、足痩せ治療の診察で、「足の形、ふくらはぎの形は両親のどちらかに、似ていませんか?」と聞くのですが、必ずと言っていいほどどちらかに似ていると、皆さん答えます。

このように、本人の努力ではどうにもならないことがあります。

その場合は、ストレッチとか、ダイエットとかでは、望む足を手に入れることは困難な場合が多いです。

ホルモンの分泌が増えて筋肉量が増える

中学生になると呼吸器や循環器系の機能が発達し、さらにホルモン量が多くなります。
その結果、軽度のトレーニングでも筋肉がつきやすくなり、ふくらはぎにもお肉が付くことが考えられます。

ただ中学生ぐらいは骨の成長に追いつかず、筋肉の発達が遅れて、足が細い子も多いです。
どちらかというと身長がぐんと伸びる男子よりも、身長が止まり始める女子中学生の方がししゃも足になりやすい傾向があります。

ドクター小池の見解

Dr 小池
たしかに、中学生頃は呼吸器や循環器系の機能が発達すると、言われています。
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たしかに、中学生頃は呼吸器や循環器系の機能が発達すると、言われています。

成長ホルモンなども、10代で増えるので、骨の成長ばかりか、筋肉の発達にもつながることでしょう。

身長が止まるから、ししゃも足になると言うよりは、遺伝的にししゃも足になるのは予定通りだった。

しかし、骨の成長が優位だったために、ししゃも足が正体を現すのがごまかされていた、というのが正確な表現かもしれません。

部活動により運動量が増える

中学生になってししゃも足になってしまうもう一つの要因が部活動です。
陸上部だけでなくバスケットボール部、バレーボール部、テニス部など、とにかく走るケースが多いでしょう。

昔のようにただ走らせるだけのトレーニングは減ってきていますが、それでもある程度筋肉に負荷のかかる運動は行っているはずです。

足が太くなる原因として、「筋繊維の肥大」が挙げられます。
筋繊維とは、筋肉を構成している細かな筋のことです。
これらは負荷のかかる動きをすると、その負荷に耐えようと筋肉が増大します。

そして、増大した筋繊維が大きな筋肉として構成されるので、太ももやふくらはぎが太くなります。
部活動のようにほぼ一年中絶え間なく運動する場合は、この肥大した筋肉が縮小することはありませんから、足がいつまでも太い状態が続くということです。

ドクター小池の見解

Dr 小池
遺伝的にししゃも足なのか、部活動でししゃも足なのか、その本当の割合は分かりません。
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遺伝的にししゃも足なのか、部活動でししゃも足なのか、その本当の割合は分かりません。

ドクター小池の個人的な意見だと、常勝常連校のレギュラーなどの過度のトレーニング以外は、遺伝部分によるししゃも足が多いと思います。

運動しなければ「ししゃも足」にならないの?

文化系の部活の女子でしたら、ししゃも足はいないのでしょうか?

いえ、そんなことはありません。

あの子は、運動もしていないのに、ししゃも足だ!という人もいるでしょう。

体育会系の部活で、自分より成績のいい子は、自分よりししゃも足がほとんどでしょうか?

ドクター小池が言うような視点で、周りを観察してみてください。

文化系の子もししゃも足が多い、体育会で自分より実力のある子と比べて自分の足の方がししゃも足。

もし、そういうことがあれば、ししゃも足は遺伝部分が大きいと、理解できると思います。

ししゃも足を改善する方法とは

ししゃも足を改善するには、やはり足に負担のかかる動きを減らす必要があります。
例えば中学時代に部活動で運動をしていて、高校や大学でも運動をする予定という方。

こういった方は残念ながら速攻性のある改善方法はありません。
運動する限り、負荷のかかる動きをやめること自体不可能ですから、こういった方はストレッチやマッサージなどで筋肉を柔軟にしておくしか方法はありません。

ただ、運動を続けている方にもメリットがあり、糖質や脂肪分を代謝して発散する働きが生まれます。
その際に余計な脂肪が足に付きにくいので、筋肉質な足にはなるものの脂肪太りはしません。
必要以上に足が太くなることはないでしょう。

そして現在は運動をしていないという方は、食事制限とマッサージ、ストレッチを組み合わせることで、足を細くしていくことができます。

ドクター小池の見解

Dr 小池
もし、運動を止めてもししゃも足が続いているなら、食事やマッサージ、ストレッチをおこなっても、筋肉のししゃも足は改善されません。
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もし、運動を止めてもししゃも足が続いているなら、食事やマッサージ、ストレッチをおこなっても、筋肉のししゃも足は改善されません。

食事制限で改善されるは、主に脂肪です。

ストレッチやマッサージで改善されるのは、主にむくみです。

筋肉への効果はほとんど期待できません。

筋肉のししゃも足が、ストレッチやマッサージで改善されるのかどうか、1~3ヶ月、毎日試してみると良いでしょう。

それでも効果が出なかったら、インターネットやSNSの情報は一回すべて捨て去り、きちんとした医療を受けることがいいような気がします。

食事制限でししゃも足を改善

実際にししゃも足となっている足を手で触ってみて、全てが筋肉ということではないはずです。
おそらく、肥大化した理由は脂肪も考えられます。

極力避けたいのが生クリーム、バターなどの乳製品。ただし、低脂肪のものならそこまで影響はありません。

そして脂肪が原因といっても脂肪を含んだ食材だけを食べて足が太るとは限りません。
あくまでも摂取カロリーと代謝カロリーの兼ね合いなので、タンパク質を多く含んだものを食べて運動量が減れば、それだけ足に肉がつきやすくなります。

中でもタンパク質は筋肉の元となる原料ですから、脂肪がつかなくても筋肉がついてしまう可能性があります。
もし脂肪も減らして筋肉もつけたくないということでしたら、タンパク質の多いお米や麺類などを控え、おかず中心の食生活に切り替えるのも一つの手段です。

例えば、ご飯の量を半分に減らして、野菜をメインとした方法。
これなら足が太くなりやすい食材を控えることができますね。

ドクター小池の見解

Dr 小池
筋肉で肥大したししゃも足なのか、それとも脂肪で肥大したししゃも足なのか難しく考える必要はありません。
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筋肉で肥大したししゃも足なのか、それとも脂肪で肥大したししゃも足なのか。

難しく考える必要はありません。

もし、体重を落として体のあらゆるところが細くなったのに、ふくらはぎだけは対して細くならなかったとしましょう。

そのししゃも足は、筋肉のししゃも足です。

もし、ふくらはぎの脂肪が減りししゃも足が細くなって、それでもムキッとした足があったとしましょう。

それも、筋肉によるししゃも足です。

とにかく、不自然なダイエットではなく、自然なダイエットをおこなって、体重を減らしてください。

そうすれば、あなたのししゃも足は何が原因だったのか、一目瞭然です!

ストレッチやマッサージでししゃも足を改善

全ての方に実践してほしいのがストレッチやマッサージです。
これは意外と馬鹿にできません。
ストレッチやマッサージは、直接足に刺激を与えて血行促進作用やむくみ改善に役立つ施術方法です。

例えば、ケチャップやマヨネーズを出そうとする時、手で押し出したり、揉みますよね。
それと同じように筋肉も手で揉むと、中の血管が動いて血液循環がよくなります。
むくみの原因となっている水分も分解され、溜まりにくくなります。

ぜひストレッチやマッサージは毎日実践してください。

ふくらはぎのマッサージはぎゅうぎゅう押さないで、気持ちい感じで片足ずつやりましょう。

リンパの流れを良くすることも、むくみ対策にもなるため大切ですね。

ドクター小池の見解

Dr 小池
ストレッチやマッサージで、むくみが減る可能性は高いです。
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ストレッチやマッサージで、むくみが減る可能性は高いです。

むくみが取れた、足の重さもなくなった。それでもムキッとした足が残った。

その場合、むくみだけが原因ではなくて、筋肉のよるししゃも足の可能性が高いです。

そのむくみが取れた状態が、一番細い状態です。

どうですか?満足する足になりましたか?

もし満足なら、ストレッチやマッサージをまめに続けてください。

もし満足できないなら、筋肉にアプローチする医療が必要かもしれません。

ししゃも足改善まとめ

以上、ししゃも足になってしまう原因と改善方法を紹介しました。
要約すると「過度な運動は控える」、「食事制限をする」、「ストレッチやマッサージを取り入れる」という3つの方法が効果的です。

まだ学生で部活動の現役という方は、運動制限は難しいですが、ストレッチやマッサージは自分でも行えることなので、ぜひ実践していきましょう。

食事制限はまだそこまでやらなくて良いでしょう。
運動していれば代謝能力も高いので、食事がきっかけで太ってしまうということはほとんどないはずです。

ドクター小池の見解

Dr 小池
自分一人でできることとして、「過度な運動は控える」、「食事制限をする」、「ストレッチやマッサージを取り入れる」はよいと思います。
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自分一人でできることとして、「過度な運動は控える」、「食事制限をする」、「ストレッチやマッサージを取り入れる」はよいと思います。

もし結果が出なかったら・・・

もし結果は出たが限界があったら・・・

その時は、医療的な方法を検討されるとよいと思います。

「着圧タイツ」って脚痩せに効果あるの?気になる効果や使い方を専門家が解説

着圧タイツを履いて足痩せ効果を期待される方も多いです。
ただ、必ずしも着圧タイツを履いたからといって足が痩せるわけではありません。
着圧タイツを長時間履いているとかえって圧力だけになってしまうので、足がむくんだり、血管腫、血管浮遊などが起こってしまうことも考えられます。

この記事のポイント

正しい使い方をしないと、体や下半身の不調をきたすのでお勧めできません。
ここでは着圧タイツの正しい使い方、着圧タイツでは効果が出ない人の対処法を解説します。

着圧タイツで脚痩せって?効果が出る人と出ない人の違い

着圧タイツで脚痩せ効果が出ない場合、下記のことが理由として考えられます。

  • 着圧タイツの使い方がそもそも正しくない
  • 筋肉質で、むくみを取り除いただけでは足が痩せない

着圧タイツに脂肪燃焼作用や老廃物除去作用などはありません。
あくまでも締めつける着衣です。
それをどう生かすかによって足痩せ効果に差が出てきます。

着圧タイツの使い方がそもそも正しくない

着圧タイツはお尻周りから太もも、膝、ふくらはぎにかけて締め付けるような材質のタイツになっています。

着圧タイツを履くことで血圧への影響を与えることができます。
もともと着圧タイツは静脈瘤の治療として使われていたものを応用した着衣です。

正しい方向に血液を流す、流れを呼び起こすという意味で使われています。
ポンプのように刺激を与えることで血流が良くなり、結果的にむくみの原因となる水分滞留が減り、足が細くなるというメカニズムです。
ただ、ポンプをイメージしてもらうとわかりますが、膨らんだり、縮んだりすることで圧力がかかって勢いが出ます。

逆にポンプが縮んだままでは圧力が弱くなってしまいますね。
それと同様に着圧タイツを長時間履いてしまうと、逆にずっと圧力がかかった状態なので、ポンプのような動きが生まれません。

その結果、血管が収縮し、かえって血の巡りが悪くなってしまうことがあります。
そうなると末端冷え性やむくみが発生し、足がさらに太くなってしまうでしょう。
着圧タイツは数時間履いて、数時間脱ぐというような繰り返しがお勧めです。

ドクター小池の見解

Dr 小池
確かに、締め付けによる外からの効果を期待して、圧着タイツはいいと思います。
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確かに、締め付けによる外からの効果を期待して、圧着タイツはいいと思います。

しかし、着けっぱなしがいい訳がありません。

適度に、脱着するのが好ましいと思います。

筋肉質で着圧タイツの効果が出にくい

着圧タイツを履いても足痩せ効果が出にくい要素として、「筋肉質な足をしている」ということも考えられます。

着圧タイツは血行不良を改善するもので、それによりむくみを取り除く効果が期待されています。
しかし、筋肉質の人はそもそもむくみがほとんどありませんから、血流を良くしたところで足が細くなる要素がありません。

こういったタイプの人は着圧タイツに頼った方法では脚は痩せにくいでしょう。
その場合はストレッチやマッサージ、食生活の改善という観点から対策するのがお勧めです。

ドクター小池の見解

Dr 小池
圧着タイツで効果がなければ、足が太い原因が脂肪や筋肉であって、むくみが原因ではない可能性が高いです。
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圧着タイツで効果がなければ、脂肪や筋肉が原因の太い足であって、むくみが原因ではない可能性が高いです。

脂肪や筋肉が原因の太い足の場合であっても、ストレッチやマッサージ、食生活の改善で改善できるのは、主に脂肪になります。

ストレッチやマッサージだけしかしなかった場合、脂肪にも筋肉にも、足やせ効果はほとんど期待できません。

ただし、体のリフレッシュ、柔軟性の確保、健康には役立ちます。

筋肉質で足が細くなりにくい場合どうすれば良いの?大きく分けて2つの対処法

筋肉質で足が細くなりにくい方は筋肉の柔軟性をアップさせること、そして食生活の改善(脂質、糖質を控える)が大切です。

それぞれどんな方法が良いか、詳しくみていきましょう。

筋肉質な脚を改善するストレッチ、マッサージ方法

筋肉質な足の場合、代謝能力が落ちている可能性があります。

筋肉に柔軟性があれば血液循環がよくなり、脂肪が落ちやすくなります。

普段立ちっぱなし、座りっぱなしの人だと筋肉が固まりやすく、その上に脂肪がつきやすいです。

そのためには「筋肉剥がし」という方法で筋肉をつまんでマッサージ、ストレッチする方法があります。

筋肉の硬直は同じ体勢が続く人がなりやすいです。
例えば、デスクワークや立ちっぱなしの人など。そういった時は柔軟性をもたらす筋肉剥がしを実践してみてください。

ドクター小池の見解

Dr 小池
筋肉を剥がすということのようですが、解剖学的には「筋肉剥がし=怪我」と同義です。
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筋肉を剥がすということのようですが、解剖学的には「筋肉剥がし=怪我」と同義です。

そもそも、筋肉は骨のどこかにくっついています。

ロープで車を牽引しているのに、ロープを車から外したら、ただのロープで何も引っ張れないでしょ?

筋肉が剥がれると聞いて、なにか変な感じがしませんか?

きっと何かの例えで、読み手や聞き手が納得するように、筋肉剥がしと言っているのだと思います。

ストレッチで柔軟になった組織を、「剥がし」と表現していると思います。

何と何がどうくっついていて、何と何を剥がすのか?剥がすほど強めのマッサージという意味でいいのでしょう。

筋肉質な脚を改善する食生活

筋肉質なタイプの方は柔軟性が乏しいケースが多いです。
そういった時は関節や靭帯、腱などの成分となるコラーゲンやエラスチンの摂取して筋肉に柔軟性を与えていきましょう。

コラーゲンやエラスチンに筋肉を柔らかくする作用はありませんが、関節の動きをよくして柔軟性を高めれば、結果的に筋肉に弾力性が生まれます。

これらはタンパク質の一部で、食材にも含まれている成分です。
コラーゲンは牛すじや鳥の手羽先、ブリなどに含まれています。
エラスチンはカツオやイワシ、シラスなど魚類に含まれています。

逆に糖質はできるだけ控えましょう。
糖質は体の活性酸素を増加させてしまう成分なので必要以上に摂取してしまうと血液がドロドロになり、筋肉の柔軟性が失われます。
筋肉質な体質からの改善が難しくなるので、1日の目安となる摂取量以下に抑えるようにしましょう。

1日平均で糖質量は130g以下が良いと推奨されていますが、糖質は甘いものだけに含まれているわけではありません。

普段の食事にも含まれていますので、おやつに限定して考えるなら10g程度まで落とす必要があります。
残念ながらほとんどおやつは摂取できないと考えていた方が良いです。

ドクター小池の見解

Dr 小池
筋肉質かどうかと、柔軟性は、あまり関係がありません。
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筋肉質かどうかと、柔軟性は、あまり関係がありません。

スポーツ選手は、だいたい筋肉質ですよね?

体操選手とか、水泳選手とか、すごく筋肉質だけど柔軟で柔らかそうでしょ?

また、よくある「◯◯をよくするためには、この食材を食べましょう!」というのは、鵜呑みにしない方がいいです。

鵜呑みにする人は、「その食材だけを重点的に、そして一瞬だけ食べて終わり」という人がほとんどです。

一つの栄養で、体の組織ができているわけではありません。

偏った、ジャンクフードやコンビニ中心の食事、スイーツ過多、糖質過多、油過多を止めた方が手っ取り早いです。

そもそも、ほとんど動かないのに、食べている量ばかり多いのが問題です。

圧着タイツによる足やせまとめ

以上、着圧タイツの効果や使い方、および改善が見られない場合の対処法をご紹介しました。

着圧タイツはあくまでもむくみをとるためのもので、その使い方も万能なものではありません。
食生活を改善して、ストレッチやマッサージを取り入れた方がよっぽど効果的です。

ドクター小池の見解

Dr 小池
圧着タイツで改善できるのは、むくみが中心。
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圧着タイツで改善できるのは、むくみが中心。

ストレッチや運動、食事も大切。

ただし、筋肉の太い足の改善には、医療のよる足やせ治療、骨格・体の動かし方の改善などの整体が必要です。

「ふくらはぎの筋トレ」は足やせの効果はない?その理由と対処法を解説

ふくらはぎが太ってしまったら、足痩せ目的に筋トレをする方がいます。

この記事のポイント

もちろん筋トレはメリットもあるのですが、正しい筋トレ方法を理解しないと逆効果になってしまうことがあります。
ここでは足を細くしたい場合の筋トレの是非、およびふくらはぎの脚やせに必要な対策について紹介しますね。

ふくらはぎの筋トレについて足痩せ効果を解説!細くなるの?細くならないの?

筋トレをして、ふくらはぎに負荷をかけた方が足が細くなるのではとお考えの方もいます。

しかしこれは半分正解で、半分間違い。

正解の部分で言うと筋肉が血液の循環に役立つため、ある程度の筋肉が必要です。
全く運動しない方はふくらはぎにも筋肉がありませんから、筋肉や血管の蠕動(ぜんどう)運動が生まれにくいです。

その結果、血液が滞留し、むくみが発生したり、脂肪がたまってしまうことが考えられます。

ドクター小池の見解

Dr 小池
その通りですね。
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その通りですね。

筋トレしないで、筋肉を使わないのもよくありません。

筋肉が肥大するような運動になってしまうのも、見た目によくないので問題です。

実は例外もあって、足やせ患者さんの多くが、運動を特にしていないのにふくらはぎが太いのです。

ふくらはぎの筋トレで足痩せ効果がない?負荷をかけ続けることで太くなることも

ふくらはぎの筋トレをする場合、必要以上に負荷をかけ続けてしまうと脚やせどころか、むしろ足が肥大化する恐れがあります。

筋トレは筋肉に負荷をかけて筋繊維を強化するトレーニングです。
筋繊維は裂けたり、伸びるとその部分を補おうとしてさらに筋繊維が増大します。

この働きを「超回復」と言います。
もともとの筋肉よりさらに安定感、耐久性を増すための筋肉が復元するようなイメージです。

ですから、力いっぱい重い物を持ち上げたりする筋トレはやめた方が良いです。
ボディビルダーのように筋肉がどんどん肥大していくだけです。

理想的な筋トレは?適度な負荷で体幹を鍛えること

筋トレをする場合は、筋繊維への刺激を与え過ぎない方法を模索しましょう。
筋繊維が「超回復」を起こさなければ、筋肉の体積が増加することはありません。

尚、ふくらはぎの筋トレをしてしまうと、ふくらはぎ自体に筋肉がつく可能性があります。
お尻周りなど体幹部分を意識して筋トレするのがお勧めですよ。

体幹を強化すれば、歩いている時や走っている時などにふくらはぎだけに無理な負荷がかかることもありません。
筋繊維の肥大を防ぐことができるでしょう。

むしろ体全体に程よく筋肉をつけたほうが代謝もアップしますし、脂肪がつきにくい体になります。
いわゆる痩せ体質になるので、普段と同じような食事を摂っていても、全体の筋肉量がバランスよくついていれば足痩せ効果も期待できます。

ドクター小池の見解

Dr 小池
重い重量で運動すると、どうしても体の外側から見える筋肉を使いがちです。
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重い重量で運動すると、どうしても体の外側から見える筋肉を使いがちです。

体幹を鍛えたいなら、体幹をうまく使うための運動が必要です。

ヨガとかピラティスなどは、体幹を中心に使う動きが多そうです。

ヨガとかピラティスが習慣の人ならいいのですが、初めて始めた人は、予期していないところがいたくなったり、そもそも関節が痛くて、指導された姿勢が取れないということも。

そうやって慣れていけば、体幹が徐々に使われ始めて行くと思います。

ふくらはぎの脚やせに効果のある方法とは?マッサージやストレッチを紹介

ふくらはぎの脚痩せなら筋トレはほどほどにして、マッサージやストレッチに重きをおきましょう。

マッサージやストレッチは筋肉を柔軟にしてリンパを刺激する作用があります。

血流が良くなれば代謝もよくなりますので、脂肪が落ちやすくなります。
そしてリンパを刺激することで老廃物を排出する流れが生まれ、むくみ改善につながります。

ドクター小池の見解

Dr 小池
脂肪や落ちやすくなるのではありません。
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脂肪や落ちやすくなるのではありません。

脂肪が落ちるときには、血流が良い方がさらによい環境なだけです。

環境だけ整えても、脂肪は落ちません。

食事や運動の改善で脂肪が落ちるとき、滞っている足より、流れのいい足の方が、環境がよりよいです。

マッサージで筋肉を柔らかくする

ふくらはぎをマッサージして血行促進作用を助長し、リンパを刺激していきましょう。

  • 膝裏を上下にぐりぐり押し流す
  • ふくらはぎを下から上に移動しながら、親指で押しながらマッサージ
  • 内くるぶしから膝まで骨に沿って親指と人差し指で挟みながら移動

自分の手を使って膝裏、ふくらはぎ、足首のマッサージをします。
ふくらはぎの血流やリンパの流れがよくなり、冷え解消、むくみ解消につながります。
セルライトができやすい方にも有効なマッサージ方法です。

ふくらはぎや前脛骨の外側を親指を使って押し流すマッサージを紹介しています。
非常に手軽なマッサージ方法なのでお風呂後などにおすすめです。

ストレッチで筋肉を伸ばす

次にふくらはぎのストレッチ方法を紹介します。
ふくらはぎをストレッチする場合は、アキレス腱からふくらはぎ、ハムストリングにかけて下半身全体の筋繊維を伸ばすようなやり方がお勧めです。

床に両手と両足をついて、お尻を高く上げましょう。

つま先、土踏まず、かかとの順番でゆっくり足を下ろす動きを片足ずつ交互にやることで、自転車をこぐようにしてアキレス腱からふくらはぎを伸ばしていきます。
他には腕立て伏せのような状態で、片方の足をかかとに乗せて筋を伸ばす方法もありますよ。

パンパンなふくらはぎをしている方は、特にむくみ改善に効果があります。

上体を支える時間が長くなってしまうと逆に腕が筋肉痛になったりしてしまいますので、最初は回数や時間をやや短めに設定して始めましょう。

筋トレの足やせ効果まとめ

以上、ふくらはぎの筋トレ効果について検証しました。
ふくらはぎに限らず、筋トレは筋繊維への刺激を与える方法なので、元々筋肉がない人が最低限の筋肉をつけるとき以外はお勧めできません。

筋肉はダメージを与えるよりも柔軟性を与えることが大切です。
マッサージやストレッチに力を入れていきましょう。

ドクター小池の見解

Dr 小池

もともと、ふくらはぎが太い人は、脂肪太り、むくみ太りもあると思いますが、筋肉太りも大いにあることでしょう。
筋肉を鍛えて発達させるというよりは、ストレッチやマッサージ、ウォーキング程度の運動でいいと思われます。

「彼氏より足が太い」のが気になる!ほっそりふくらはぎにする方法を解説

「彼氏は結構足が細くてガリガリ。むしろ私の方が足が太いくらい。」

女性にとっては、ちょっと気恥ずかしさの残る状況ですね。

この記事のポイント

冬場はよくても夏場など、ちょっと足を出すようなケースで、女性の方が足が太いと「後ろ指を指されるのでは・・」と不安になってしまいます。

少なくとも彼氏よりは細い足でいたい!
そうお考えの女性に参考になる情報を紹介します。

彼氏より足が太い!自分の足はなぜ太いのか?

生まれつき体質で、足が太くなってしまう人も確かに存在します。
人間の体は代々受け継がれる遺伝子があり、その遺伝子の中に基礎代謝が低い「肥満遺伝子」が存在しているケースがあります。

肥満遺伝子とは、あくまでも呼び名のことで正式名称ではありません。
他の人より基礎代謝が低くなりがちな体質を肥満遺伝子と呼びます。

わかりやすく言えば、同じ運動量なのにエネルギー消費が100カロリーの人もいれば、150カロリーの人もいます。
肥満遺伝子の人は同じ運動量でも50カロリーしか消費しないようなタイプです。

その結果、どうしても消費カロリーより摂取カロリーが優位となって、それが脂肪の蓄積に繋がり太ってしまうことがあります。
脂肪はお腹周り、お尻まわり、太ももなどあらゆる部位に残ってしまいますので、その結果、足が太くなることが考えられます。

足が太いのは遺伝の場合、諦めるしかない?

肥満遺伝子が理由と述べましたが、必ずしもそれだけが原因で足が太ってしまうとは限りません。

生活習慣、食生活も大いに関与しています。
例えば、普段の生活であまり運動しない、ストレッチをしない人。
食生活で糖分や脂肪の多いものばかり摂取してカロリー過多になっている人。

こういった人は肥満遺伝子に関わらず、足が太くなりがちです。
これらが原因の場合、中性脂肪が必要以上に蓄えられてしまっている可能性が高いです。

中性脂肪を減らすには分解し、燃焼することが大切。
中性脂肪を分解するには、リパーゼという体内にある酵素を活性化させる必要があります。

リパーゼを活性化するには、運動が大切になります。
代謝を良くして、体熱を上昇させると活性化しますよ。

ドクター小池の見解

Dr 小池
運動を取り入れることはいいことです。しかし、安易に運動を始めてはいけません。
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運動を取り入れることはいいことです。しかし、安易に運動を始めてはいけません。

なぜなら、運動の習慣がない人が無理しておこなうと、すぐに続かなくなります。

あー、やっぱり私は何をしてもダメなんだ、と自己評価を下げる可能性があります。

運動が楽しくて、続けてしまうような環境を作れないのであれば、運動を始めても意味がありません。

強い意志で、運動をするというのも止めましょう。今まで運動を続けたことがないのであれば。

仮にできても、遅かれ早かれいつか続かなくなります。

運動以外の方法は?

運動をしないと太ってしまうくらい、食事の量が多いと考えたことはありませんか?

運動量よりも食事量が多く、帳尻が合わないような沢山の量を食べていることの方が、大きな問題です。

遺伝子という言葉は、太っている自分を諦められる便利な言葉ですよね?

たしかに、0コンマ何パーセントの人は、肥満遺伝子が極端に邪魔する可能性もあるでしょう。

しかし大概は、太っているのは本人の問題です。

野生の動物を見たって、極端に大きかったり、太ったりしている個体は、とても珍しいですよね?

人間だけは肥満遺伝子のせいで、私も太る、あの人も太る、この人も太る、自然に太る?

そんなことはあり得ません。

足を細くするのに有効な方法とは

足を細くするには、足に程よい負荷を与えて中性脂肪を分解する作用が必要です。

その動きにおすすめなのが、ストレッチとマッサージです。
自宅で毎日数分でも運動するだけで、しっかりと有酸素運動が生まれ、中性脂肪減少に役立ちます。
どんな動きをすると良いか、参考動画と併せてご紹介します!

足を細くするためのマッサージ

足を細くするためには、まずは柔軟性をアップさせることが重要。
足首を柔らかくすることから始めましょう。

足の指を手の指に絡めて、足首を固定しながら回すとうまく回すことができます。

次に足の裏を手でマッサージしていきましょう。
足の裏は身体のあらゆる神経や血液が通っているのになので、ここを刺激することで身体全体の血の巡りがよくなります。

次にふくらはぎをなでるように上から下、下から上という形でマッサージしていきます。
血液やリンパの流れをよくするために必要なマッサージです。
同様に太腿も上から下、下から上という形でマサージしていきましょう。

1日5分でも10分でも良いので定期的にマッサージしましょう。
特にお風呂上りは体熱が上昇し、血流がよくなっている状態です。
そういったときにマッサージすれば、さらに血流が良くなり、中性脂肪減少にお勧めです。

ドクター小池の見解

Dr 小池
ストレッチやマッサージだけで中性脂肪が減って、足が細くなることはありません。
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ストレッチやマッサージだけで中性脂肪が減って、足が細くなることはありません。

ストレッチやマッサージで一時的に、むくみがとれて足が細くなることは期待できます。しかし一時的です。

もともと足が細い人が日頃から足のケアでマッサージをしている状況を見て、自分の筋肉や脂肪で太い足もマッサージで同じような足が細くなると、勘違いしないようにしましょう。

キレイな足の人は、マッサージだけなく、食事や運動、心あり方、見えないところでの努力があります。

もしかしたら、生まれつきキレイな足を磨いているだけかもしれません。90点の足を95点にしているだけかもしれません。

マッサージ一つだけで、足が細くなったと思わない方がいいです。

本当にマッサージで中性脂肪が減るのかどうかは、採血をしてみれば分かります。

マッサージをして本当に血液中の中性脂肪が減るか、ドクター小池も当然検査できます。

本当にマッサージをすることで、足が細くなるのか、きつめの服がゆるくなるか、見た目がかわるのか、試しに最低1ヶ月できれば3ヶ月、適当な動画をみながらマッサージをしてみてください。

むくみが多少取れるだけで、あなたの足はほとんど変わらないでしょう。論より証拠で、本当に細くなるのかどうか、マッサージの効果を試してみることが一番です!

足が細くならなくても心配しなくて大丈夫です。美脚のための医療があるので、安心して下さい。

足を細くするためのストレッチ

次に足のストレッチを紹介します。

足首、ふくらはぎ、太ももをほぐすのに有効なストレッチです。
さらに骨盤周りを柔らかくすることができるので、怪我防止にも役立ちます。

こちらでもマッサージの動画と同様、「足首の柔軟性、足裏マッサージは重要」と紹介しています。

足首のマッサージを終えたら、次に上体を倒し、足を開いていきます。
足の裏同士をくっつけるようにして、あぐらをかくスタイルです。
そうすることで、股関節周りの柔軟性がアップします。
次に四つん這いになり、腕を伸ばし、腰まわりをほぐしていきます。

足を踏み込んだり、広げたりする動作が生まれますが、まだ股関節が硬い人は足を広げる幅を狭くして徐々に広げていくと良いでしょう。
1日だけで股関節周りが柔らかくなると思わず、日々徐々に可動域が広がっていけばOKです。

ドクター小池の見解

Dr 小池
骨盤から足首までのマッサージをおこなうことで、足はスッキリします。
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骨盤から足首までのマッサージをおこなうことで、足はスッキリします。

スッキリ=細くなる、という意味ではありません。スッキリという言葉ば抽象的ですよね。

フワッとしますという言葉から何を連想しますか。ジェットコースターを乗った感じ?お酒を飲んだ感じ?空を飛べる?

人それぞれ違うイメージを持ちます。

具体的なイメージを持てない言葉は、人に説明するときに使わない方がいいのですが、何となくポジティブなイメージを与えて都合良く考えてもらうためには便利な言葉です。

だから、勘違いをしてはいけません。足がスッキリとは、重い足が軽くなる、足のむくみが取れる、という意味です。

決して、筋肉や脂肪で太い足が細くなるという意味ではありません。

重い足は軽くなります。むくみも一時的に減るかもしれません。しかし、マッサージで太い足の脂肪や筋肉は減りません。

スッキリという言葉で、あまり過度な期待を持ったり、夢を持たないようにしましょう。

現実的に脂肪や筋肉を減らせる美脚の医療が存在しますので、本気で取り組みたいという方は相談して下さい。

彼氏より足が太い対処法まとめ

以上、足が太くなってしまう原因と解消する方法を紹介しました。
すっきりとした脚を実現し、彼氏に褒めてもらいましょう。

ドクター小池の見解

Dr 小池
彼は、あなたがの足が自分より足が太いか細いかで、相手を選んでいませんよ。
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彼は、あなたがの足が自分より足が太いか細いかで、相手を選んでいませんよ。

足に関係なく、あるいは足も含めて、あなたのことが好きなのです。

足が太い本人にとっては、確かに悩ましい足かもしれません。

足を細くする努力はよいことだと思います。

努力するにしても、スッキリという曖昧な言葉だの、肥満遺伝子だの、慰めで結果が読めない煽りだけのワードに釣られて、誤った美脚対策をするような無駄な時間と労力を使わないようにして下さい。

「テニスで太くなった足」を細くする方法とは?太くなる理由から細くなる方法を解説

テニスは実は足が太くなりやすいスポーツでもあります。
実際のプロテニスプレーヤーの太ももを見ても、筋肉隆々でたくましい選手が多いですね。

この記事のポイント

テニスはなぜ足が太くなるのか、その原因に迫ります。
また太くなってしまった足を細くしたい場合の改善法も併せてご紹介します。

テニスで足が太くなる理由!急激な動作で負荷がかかることが原因

テニスは全身の筋肉を使うスポーツですが、ショットを打ち返す際に強い切り返しが必要です。

陸上競技などのように走り抜けるわけではなく、ボールの場所まで走っていって急激に止まる動作があります。
急に止まる場合はお尻周りの筋肉(大殿筋)を使い、太ももの内側(内転筋)も必要になってきます。

このように足腰に強く負荷かかかる状況は、ウェイトトレーニングと一緒です。
テニス全体で言うと有酸素運動になりますが、強い衝撃を受け止めるだけの筋肉が必要になるため、次第に足が太くなることが起こりえます。

テニスで太くなった足を細くする方法とは?足全体の筋肉をストレッチ

テニスきっかけで足が太くなったのは、お尻周りや太ももに強い負荷がかかって筋肉がついたからと考えられます。
その筋肉を適正な量まで減らして、足をスッキリさせるには筋肉の柔軟性が増すことが大事です。

凝り固まった筋肉はなかなか落ちません。
落とすには普段からストレッチやマッサージを行って、筋肉を柔らかくする必要があります。

筋肉が柔軟になると血流促進効果が生まれ、老廃物を排出することができます。
筋肉自体はすぐに落ちなくても、老廃物が排出できれば、それだけでも足がほっそりした印象になります。

マッサージで筋肉を柔らかくする

筋肉を柔らかくするにはお尻周り、太もも、膝裏、ふくらはぎにかけてマッサージしていきましょう。

マッサージは誰かにやってもらっても良いですし、自分でやっても十分効果が期待できます。
また、マッサージの方法はいろいろあります。
つまむようにして筋肉をほぐす方法、リンパの方向に向かって押し出すようなマッサージなどがあります。

揉みほぐして血流を促進させる狙いがあるので、表面だけではなく、出来るだけ筋肉の内部まで刺激するような掴み方が理想です。
自分の手で筋肉を持つぐらい、引っ張り出す感覚でマッサージしてみてください。

そしてリンパのマッサージは手の甲を使ってやるのがおすすめ。
ゴツゴツした指の部分が刺激になって血流に良い作用を与えてくれます。

ドクター小池の見解

Dr 小池
マッサージは足だけやっても不十分です。
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マッサージは足だけやっても不十分です。

足のマッサージで足はラクになっても、またすぐに足に負担が来ることがあります。

例えば猫背を考えて下さい。

前屈みになったら、前屈みなりの足の負担がありそうじゃないですか?

そうすると、猫背に関わる上半身についてもケアしなくてはいけない。

しかし、凝り固まった肩甲骨は、自分では手を加えにくい。

足だけマッサージすれば、オールオッケーみたいな考え方は捨てましょう。

これだけやれば大丈夫って、本当に思いますか?

ストレッチで筋肉をほぐす

マッサージと共に日々行いたいのがストレッチ。
ストレッチは日常生活で使わないような筋肉をほぐしたり、柔軟にすることができます。

例えば歩いたり、座ったりするだけでは使わないような筋肉があります。

特にハムストリングや膝裏などは筋が伸びにくい場所です。
こういったところまで柔軟にしておけば、足全体の血液循環をよくすることができますね。

いくつか参考になるストレッチがありますが、その中でテニスをやっていた方に参考になるのが、お尻から股関節の筋肉や関節をほぐすストレッチ。
座った状態で、前後の脚を十分に開き、上半身を傾けます。

 

股関節が開くことによって内転筋の筋肉をほぐすことができます。

専門家に相談してみよう

足の太さが気になるようでしたら、専門家に相談してみましょう。
テニスによって足が太くなっていることが明らかな場合は、スポーツの知識に長けた整形外科クリニックに見てもらうのがお勧めです。

スポーツに詳しい先生なら、どのような動きが足の太さに関係しているのか分析してくれます。
また、足や関節の怪我などの治療にあたる事も多く、骨盤の位置や筋肉の張りなども見てくれます。

整骨院や整形外科クリニックの場合、低周波治療や音波治療など様々な器具を使って患部の痛みや刺激を抑えてくれます。
筋肉の柔軟性を増す施術がありますので、一度相談してみると良いでしょう。

ドクター小池の見解

Dr 小池
整形外科に行っても、足が細くなることはないでしょう。
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整形外科に行っても、足が細くなることはないでしょう。

そもそも病院は、名前がつく病気に対して、お決まりの治療をおこないます。だから、保険診療になるのです。

あなたの足が太いのは、何病に相当するとお考えですか?

しかし、とりあえず、あなたが知っている整骨院や整形外科に行ってきてください。

いい指導があればラッキーですね。

おそらく、あまり意味がない指導を受けることになると思います。

その場合は、ドクター小池がきちんと相談にのるので、ご安心下さい。

テニスで太くなった足を細くするまとめ

以上、テニスをきっかけに足が太くなってしまう原因、および解消法を紹介しました。
テニスで足が太くなってしまうのは、ある意味勲章ともいえるものですが、現役を終えたら特に女性の場合は、ほっそりとした足が良い人も多いかもしれませんね。

そんな時はストレッチやマッサージを行ってむくみを改善し、筋肉を柔軟にして足をほっそりさせていきましょう。
時間をかけて毎日行えば、必ず足は細くなるので心配不要です。

ドクター小池の見解

Dr 小池
ストレッチやマッサージによってむくみが取れることで、すっきりした感じは出ますが、基本の筋や骨格のサイズや太さは変わりません。

ストレッチやマッサージで変化がなければ、美脚の医療を検討することをお勧めします。

綺麗な足になるためには何から始めたら良いの?【美脚トレーニング】

綺麗な脚を作るため私はトレーニングをおすすめています。
するとこのような質問をいただきます。

『何が一番良いですか?』

美脚を作るには何が一番良いですか?

トレーニングを勧める人は
そもそも運動の習慣がない人や明らかに筋力が少ない人が多いです。

仮に一番良いトレーニングが100kgのバーベルを担いでスクワットだとしても、もちろんできるわけがありません。

ですからまず皆さんにやってもらいたいトレーニングは
『続けられるトレーニング』です。

続けられる美脚トレーニングとは?

トレーニングをする上で一番難しいのは続ける事です。
大体半年でトレーニングを始めた人の70%の人がやめてしまい、なんと1年後には90%の人がやめています。

それだけトレーニングを続けるということは難しいのです。

ヨガ?
ランニング?
スタジオレッスン?
キックボクシング?

これのどれでも良いですし、これ以外でも大丈夫です。
好きなもの。続けられそうなものでいいのです。

とりあえずチャレンジしてみる

そもそも足だけではなく
体全体の筋肉が不足している為に、むくみや身体の締まりがなかったりしています。

なので最初は何でもいいからチャレンジする事が大切です。

ジムでは無料体験なども行っていますので
とにかく最初はいろんな競技やジムを体験することをお勧めします。

その中で自分で『これなら続けられそう』というのを見つけてください。

途中で合わないと思ったら変えても良いんです。
まずは何かをやる事が大切なんです。

どのくらいのペースでトレーニングすべき?

ジムなどトレーニングの通い始めは、皆さん気合が入っているので最初から飛ばし気味です。

しかし今まで運動の習慣がな無い人がいきなり頑張りすぎるとどうなるか?

身体中も筋肉痛になり、通う事が億劫になりすぐに気持ちが折れてしまいます。

そうならない為に最初は週1〜月1くらいのアバウトな感覚でいいので、無理のないペースで始めてください。

月1でも美脚効果はあるの!?

効果のある無しより運動をすることのハードルを下げて欲しいので、まずは月1でもいいと思います。

その後少しずつ月2、月3、週1と頻度を上げていけばいいのです。

ゆるい目標からスタートしてください。毎日早起きしてがんばろう!とか思うから続かないのです。

美脚トレーニングまとめ

美脚を作る為には筋肉も必要です。
どんなトレーニングが一番いいか?よりまずは続けられそうなトレーニングを探す。
体験レッスンなどを利用して色々チャレンジしてみて続けられそうなものを探す、合わなかったら変える。
最初は無理せずハードルを低くして月1でも良い、慣れてきたら頻度を上げていく。

トレーニングを続けていくと足も体も締まってきて、美脚に近付いていきます。
その時に次の課題が見えてくるのでその時にまた適切な指導を受けましょう!

「部活を止めたのに足が太い」理由は?日常生活の対策とストレッチによる改善方法

「部活を辞めたのに足がなかなか細くならない」

こういった悩みを抱えている方も多いです。
特に部活を辞めて社会人になる女性は、いつまでも筋肉隆々の足だと恥ずかしいという気持ちを持っている方も多いと思います。

この記事のポイント

部活をやめると運動量が減りますので当然筋肉は徐々に細くなっていきます。
しかし、それでも足が太いのは脂肪が筋肉の上についてしまったからと考えられます。
部活を辞めた後に足が太い場合、どんな対策が必要か見ていきましょう!

部活を辞めたのに足が太い理由は?日常生活の中で筋肉に刺激があることが原因

部活をやめて連動しなくなっても、たとえば数ヶ月程度ではすぐに筋肉量が減少するわけではありません。
筋肉が肥大化した理由は、何年もトレーニングを重ねて筋繊維が修復と回復を繰り返した結果です。

そして普段の食事でタンパク質を摂取していれば、その筋肉は維持されますから、なかなか足が細くならないというのは、自然なことです。
ただ、筋肉にかかる負担が部活を辞めたことで減るわけですから、筋肉が増大することはまずありません。

それでも足が太く感じてしまうのは、普段の生活の中で足を使う動きがまだ残っていて、それが筋肉に刺激を与え、筋肉の減少に至っていないケース。
それ以外には食事の影響もあり、筋肉の上に脂肪がついてしまったからと考えられます。

太ももやふくらはぎの筋肉を使う動きが残っている

例えば部活を辞めて社会人になったとします。
今までとは通う場所が異なり、電車やバスなどを乗っていることもあるでしょう。

その際、普段からよく階段を使っている、駅のホームの端まで歩いている、駅から会社まで遠い、いろいろなケースがあるかと思います。
足に負荷をかけることで筋繊維が刺激され、断裂を起こします。
その修復をしようと筋肉がさらに大きくなりますので、結果的に筋肉が大きくなります。

部活を辞めてもそういった足への負荷のかかる動きを止めていなければ、結果的に部活を続けていた時とほとんど変わらない運動が起こっているのでしょう。

ドクター小池の見解

Dr 小池
趣味サークル程度の楽な部活でなければ、日常生活と運動部の部活が同じレベルのはずがありません。朝練、放課後と部活をやっていた人が、日常生活と部活が同等の運動になっていると思いますか?

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趣味サークル程度の楽な部活でなければ、日常生活と運動部の部活が同じレベルのはずがありません。

朝練、放課後と部活をやっていた人が、日常生活と部活が同等の運動になっていると思いますか?

日常生活の運動が、「結果的に部活を続けていたのと同じ状態である時とほとんど変わらない運動」であるはずがありません。

しかし、過去に部活で鍛えていたことで、優先的に使いやすく太くなっている筋肉がメインに日常生活を送っている可能性はあります。

優先的に太い筋肉ばかり使うことで、足が太いまま維持されていることは考えられます。

食事の影響

人間の体は消費カロリーと摂取カロリーの兼ね合いで、体につく脂肪や筋肉などが変わってきます。
わかりやすく言えば、部活をしていた時に1日1000カロリー消費していたのに、部活をやめて1日500カロリー程度しか消費しなければ、500カロリー分増えてしまうということです。

食事制限をしていれば、今までと変わらないバランスになりますが、食事は今までと変わらずという方が多いので、結果的にその分体のあらゆる部位に脂肪として残ってしまうことが考えられます。

なお、成人女性の1日平均摂取カロリーは1800カロリーから2000カロリー程度、男性は2000カロリーから2200カロリー程度とされています。
もし足の太さが気になる方は、この目安を守るようにして生活してみてはいかがでしょうか。

ドクター小池の見解

Dr 小池
現時点で太り続けているような意識の人が、毎回の食事に対して、いちいちカロリー計算することに無理があります。だから、カロリー計算すれば痩せるかのような説明は、虚構でしかありません。
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現時点で太り続けているような意識の人が、毎回の食事に対して、いちいちカロリー計算することに無理があります。

だから、カロリー計算すれば痩せるかのような説明は、虚構でしかありません。

一般の方が、毎日カロリーのことだけを考えて、過ごすことが出来ませんよね。

ドクター小池が診療をしていると、だいたい太っている人の特徴は、運動は少なくて食事だけは多いという点が挙げられます。

太っている人は、「そんなに食べていません!」と言うような傾向があります。

だいたい知らずに食べています。本当に食べていない人は、「何をどれくらい食べているか」を具体的に説明します。

もし本当に「そんなに食べていません!」というのが事実であれば、ある意味で幸運な人です。

少食でも問題のない省エネタイプの人間です。

食事はもっと少なくても平気なので、食費もかかりません。

高くておいしい物も、少量であれば安く済みます。本当に幸運な人です。

太っている原因が、「そんなに食べていません!」と勘違いして太っているのか?

「そんなに食べていません!」ということが本当なら、もっと食事を減らしても構いません。高くておいしい物を、少量だけ食べる選択肢も可能です。

「カロリー計算すれば痩せる」という発想は、意味がないことに気づかれたと思います。

しかし実際のところなんで太っているかは、ドクター小池のような視点で考えてくれる専門家に相談することがよいと思います。

太もも、ふくらはぎを細くする解決法は?筋肉の負担を減らすために柔軟性を持たせる

太ももやふくらはぎを細くするには、筋肉に柔軟性を持たせることが大切です。
筋肉に柔軟性を持たせれば、それだけ可動域が広がりますので筋肉に負荷がかかりにくくなります。

筋肉は負荷がかかると、それを支えようと筋繊維の断裂を起こして肥大につながります。
そういった意味で、筋肉に柔軟性を持たせれば普段の生活ぐらいでは筋肉に負担はかかりませんので、足を細くするのに有効な方法です。

ストレッチをして筋肉を伸ばそう

筋肉に柔軟性をもたらすには、やはりストレッチがおすすめ。
下半身にターゲットを絞ったストレッチをご紹介します。

こちらの動画では、太ももからふくらはぎにかけての筋肉を柔軟にするストレッチを紹介しています。

力による負荷をかけたストレッチではありませんので、可動域を広げるのに最適な方法です。
足の太さに関与している大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋などの筋肉を柔軟にすることができます。

お尻まわり、内腿、太もも裏の筋肉を柔軟にして負荷のかからない体作りを行いましょう。

ドクター小池の見解

Dr 小池
筋肉が柔軟になったからといって、筋肉の負荷がかからなくなるということはありません。
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筋肉が柔軟になったからといって、筋肉の負荷がかからなくなるということはありません。

ストレッチを含め、ピラティスのような方法で、体の体幹を使ったりバランスのいい体の使い方を身につけることが可能です。

足の筋肉ばっかり使って、足ばかり太くなる状態が改善される可能性があります。

理屈では間違っていませんが、理屈どおりにはいきません。それなりの練習と習得が必要になります。

勉強もすぐには理解できないけど、知識を詰め込んでいるとある時に理解できることがあります。

運動もすぐには理解できないけど、運動を続けていとるある時にうまくできることがあります。

人によってかかる時間は違いますが、継続は力なりなので、余計な足の筋肉を使わないような動きをマスターしてください。

マッサージで筋肉を柔らかくする

ストレッチとセットで行いたいのがマッサージです。
マッサージは筋肉をほぐし、血流を促進させるもの。

血流が促進されることで体全体の老廃物除去に役立ちます。
老廃物が溜まりにくくなれば、それだけ浮腫や脂肪がたまりにくい状態になります。

お勧めの下半身マッサージ動画はこちら。

こちらは脚に疲労を残さないようにするためのマッサージ動画です。

疲労性物質が残ると活性酸素が発生し、老廃物発生につながります。
そういった原因物質を除去するための予防マッサージ動画です。

こちらの動画は個性的で、筋肉の形をしたスパッツを履いて、どの筋肉が刺激されているのか紹介しています。
とてもわかりやすいので、ぜひ参考にしてみてください。

ドクター小池の見解

Dr 小池
疲労物質がなくても活性酸素は発生します。老廃物は誰でも発生します。
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疲労物質がなくても活性酸素は発生します。老廃物は誰でも発生します。

疲労物質→活性酸素→老廃物ということがいいたいようですが、必ずしもこの順番ではないので、無視してかまいません。

一般的には、老廃物、疲労物質、活性酸素はほぼ同時に出ると思います。

さらにお互いが複雑に絡み合い、作用し合って、疲労環境が悪化することも考えられます。

マッサージすることで老廃物を流したり血流を改善することは考えられるので、疲労が改善されるマッサージを取り入れることはいいことです。

部活を辞めた後の足の太さ改善まとめ

以上、部活を辞めても未だに足が太い方に参考になる情報を紹介しました。
足が太いままなのは筋繊維の肥大化、および脂肪がついていることが原因です。

その2つを改善するには筋肉を柔軟し、筋肉に負荷をかけないことです。
ストレッチやマッサージを施して筋肉に負担のかからない身体造りをめざしましょう。

ドクター小池の見解

Dr 小池
足が太いままの理由として、筋繊維の肥大化は関係ありません。
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足が太いままの理由として、筋繊維の肥大化は関係ありません。

今ではもう部活をやっていないのに、さらに筋肉が太くなると言うことは考えられませんし、あり得ません。

部活を辞めても食べる量はあまり変わらないことが原因で、さらに脂肪がついて足が太くなることは考えられます。

部活や運動をしてないのにいまだに筋肉質で太い足は、自力で細くなることはほとんどありません。

生まれつきで筋肉質だと考えられます。両親のどちらかの足と自分の足が、似たような形、似たような太さではありませんか?

もし、両親のどちらの足とも似ておらず筋肉質で太い足なら、部活や運動で太さが定着してしまった足なので、改善は難しいでしょう。

ストレッチやマッサージは取り入れた方がよいですが、それだけで太い足を細くすることは諦めた方がよいと思います。

筋肉を落として足を細くする美脚の医療があるので、何をしても足が細くならないようなら、医療を検討することをおすすめします。

「太いふくらはぎ」をどうにかしたい!大根足の治し方に有効な3つの対策を紹介

今でこそあまり「大根足」と悪口を言う人はあまりいませんが、一昔前までは女性の足の太さを表す代表的な呼び方となっていました。

この記事のポイント

太くてがっしりとしたふくらはぎを「大根足」と呼んでいましたが、なぜそういった足になってしまうのか。

もともとの体質なのか、生活習慣の乱れによる特異なケースなのか。
ここでは大根足になってしまう原因と、大根足を解消する3つの方法を紹介します。

大根足になる原因は?生活習慣を見直してみましょう

大根足になる原因は様々なものが考えられます。

  • むくみ
  • 筋肉の張り
  • 筋肉の増大
  • 骨盤のゆがみ

そして起因するものは食生活の乱れや運動不足などがあります。

  • 歩く姿勢が悪い
  • 体の冷え
  • カロリーの多い食事
  • 体の歪み
  • 運動不足

例えば、歩く姿勢が悪いとふくらはぎにばかり力がかかってしまい、筋肉の張りや増大が考えられます。
その結果、大根足のような太い足に。

他には血行不良で体の手足が冷えてしまうと、体がむくみ、ふくらはぎや足首が太くなってしまうこともあります。

そして食事でも注意が必要。カロリーの多い食事は余計なお肉がつきやすいです。

脂肪がふくらはぎにも滞留してしまい、それが足の太さにつながっています。

ドクター小池の見解

Dr 小池
大根足になる原因が、「むくみ、骨盤のゆがみ、歩く姿勢が悪い、体の冷え、カロリーの多い食事、体の歪み、運動不足」などの生活習慣であれば、改善の可能性もあります。しかし、筋肉による大根足の場合、生活習慣の改善では改善しません。
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大根足になる原因が、「むくみ、骨盤のゆがみ、歩く姿勢が悪い、体の冷え、カロリーの多い食事、体の歪み、運動不足」などの生活習慣であれば、改善の可能性もあります。

しかし、筋肉による大根足の場合、生活習慣の改善では改善しません。

自分で心当たりが生活習慣に関しては、改善を試みてもいいと思います。

大根足が変わるかどうかは、取り組んだ生活習慣の「改善レベル」にもよると思います。

1個ずつでも習慣を直していくこと、体にマイナスな事を減らすことはよいことです。

筋肉中心の足の場合は足が細くなるか分かりませんが、体や健康にはよい影響が出ることが期待できます。

筋肉がメインの太い足は、いろいろ試してもなかなか細くなることはあまりありません。

一生懸命なにかを頑張っても足が細くならなかった、細くなったとはいえ効果は若干だけだった。

そのようなケースであれば、過剰な筋肉を治して元のサイズに戻す美脚の医療を受けた方が、早く結果を得られます。

大根足の改善は難しいの?大根足を「ほっそりした足」にする3つの方法

「大根足は体質もあるだろうし、改善は難しい」などと諦めてはいけません。
毎日対策を行うことで、少しずつほっそりした足に改善していくことが可能です。

ここでは大根足を改善するのに効果のある3つの方法をご紹介!

ぜひ実践してみてください。

常にヒールを履くのをやめる

女性は仕事柄ヒールを履くという方も多いかもしれません。
しかしヒールは背が高く見える反面、歩行時に足首からふくらはぎにかけて、過度な負担がかかっているので体のバランスを整える意味では適していません。

ヒールは体重がかかる面積や狭いため、必要以上に足の筋肉を使います。
普通の靴に比べて地面に設置する面積が狭いため、重心バランスを保とうと、いつも以上に特定部位だけに圧力がかかります。

この結果、ふくらはぎに過度な筋肉がついたり、足首が太くなってしまうわけです。

またヒール自体、非常にフィット感のある靴でもあります。
そうすると圧力がかかって、足がむくみやすくなります。

数十分ですぐ脱ぐのであれば、それほど問題ありませんが、一日中ヒールで歩いていると足がむくみやすくなるので注意しましょう。

仕事柄、ヒールを履かなければいけないという方もいるかもしれませんが、オフィスカジュアルに合うパンプスやローファーなどもありますので、そういった靴もチェックしてみましょう。

ドクター小池の見解

Dr 小池

ヒールを履いても履かなくても、筋肉太りの大根足はほとんど変わりません。大根足は、そのままの太さであることがほとんどです。

むくみやつらさは改善するのに、ヒールを履いた方がいいのか、履かない方がいいのか、人によります。

実際に、注射による美脚の医療をおこなった患者さんでは、その後ヒールが楽なのかペタンコ靴が楽なのか、人によって違います。まずは、自分の足で検証してみましょう。

ふくらはぎのストレッチをする

ふくらはぎに溜まった老廃物の排除、血行促進作用を高めるにはストレッチが欠かせません。
ストレッチを行うことで、身体の可動域が広がりますので、体が硬い人よりも体の特定部位だけに負担がかかることがなくなります。

その結果、歩く時も体のあらゆる部位で支える支点ができ、ふくらはぎや太ももなどに過度な負担が減りますよね。

そして筋肉がほぐれ、血流が良くなるため、体のあらゆる部位に酸素や栄養が届きやすくなります。
筋肉の張りやむくみ軽減につながりますので、ストレッチは欠かさず毎日行いましょう。

ふくらはぎのストレッチ動画を紹介します。

ご自宅で簡単にできるストレッチ法です。

毎日4分と短い時間なので無理せず行えるのも良いですね。
ぜひ実践してみてください。

ドクター小池の見解

Dr 小池

ふくらはぎのストレッチで、凝りやほぐれ、むくみの改善につながります。

しかし、筋肉が細くなることはありません。

ふくらはぎのストレッチで足が細くなった場合でも、筋肉が細くなったのではなく、むくみが取れたのが理由です。

足がむくとつらいでしょうから、ストレッチをする自体はいいことです。あくまで足のリラクゼーションと健康のためと考えてください。

専門家に相談してみる

大根足が気になる場合は専門家に相談するのもお勧めです。
ただ、大根足の種類によって対策も異なりますので、まずはどんな足なのか見極めることが大切です。

むくみや脂肪が原因の場合は栄養士さんやフードコーディネーターに話を聞くのも良いでしょう。

糖質や脂質を控え、カリウムを摂取することが大切ですよ。
カリウムは体の水分調整や高血圧改善に役立つ成分です。

特にむくみは毛細血管から水分が流失しているのが原因。
体の水分調節が出来ればむくみが改善され、ほっそりとしたふくらはぎになる可能性があります。

一方、筋肉質な大根足の場合は整体師さんに相談してみましょう。

歩き方、膝の動きをチェックして、骨盤のゆがみ、膝関節の位置のズレなどを分析してくれます。
ふくらはぎの外側の筋肉が硬くなっているようなら、その部分に指圧を加え、コリ改善に努めます。
自分で行えるマッサージ方法も伝授してくれるので相談してみましょう。

ドクター小池の見解

Dr 小池
栄養士さんやフードコーディネーターだと、足を細くするためにどういうアドバイスをするのでしょうか。ドクター小池のような説明をする栄養士さんやフードコーディネーターにはお会いしたとこがないので、アドバイスが適切だから聞いた方がいいとか、聞かない方がいいとか言えないのが現状です。
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栄養士さんやフードコーディネーターだと、足を細くするためにどういうアドバイスをするのでしょうか。

ドクター小池のような説明をする栄養士さんやフードコーディネーターにはお会いしたとこがないので、アドバイスが適切だから聞いた方がいいとか、聞かない方がいいとか言えないのが現状です。

「野菜を多く取りましょう、色とりどりの野菜を取りましょう、タンパク質をとりましょう、糖質は控えましょう、油っこいものは控えましょう、いい油をとりましょう、肉は牛肉より鶏肉や魚をとりましょう、食物繊維をおおくとりましょう、朝食はちゃんと食べましょう、三食キッチリ食べましょう・・・」

想定内のことばかり解説されても、あまり意味がないと思います。

常識的でありきたりの内容でよければ、雑誌ターザンを買って読んだ方が、面白いネタがあるし安く済みます。

雑誌を読んだだけで、結果を出す人はあまりいないとは思います。

相談する相手を間違っていませんか?

どうして、肉食獣はお腹空いているのに、あんなに獰猛に狩りができるのでしょうか。

どうして、牛は草しか食べていないのに、あんなに大きく筋肉質なんですか?

そういう素朴な疑問について答えられない人でも、栄養士やフードコーディネーターと名乗る専門家は大勢います。

あなたの足が太い一番の理由が、むくみなのか、筋肉の使い方や体質によるものか判断できないのに、誰に相談するのが適切かが分かるのでしょうか?

また、相談した相手が、ドクター小池がいうような説明まで含めて教えてくれる専門家とも限りません。

どこに相談していいか分からないという問題があります。

相談しても常識的でありきたりなことしか言わない専門家かもしれない、という問題があります。

まずは相談することから、壁にぶつかるし問題になります。

大根足は改善が難しいの?

あなたの足が、ひどいむくみが原因の大根足だとしましょう。

いままで、大根足になるまでむくみを悪化させた足であれば、改善するのは困難です。

軽症は改善が簡単でも、住所は改善が難しいのは想像できると思います。

仮にうまいマッサージやエステを受ければ、その場で目に見てわかる改善があります。

しかし、しばらくすると足はまた太くなります。

足にむくみが起きているのは、病気のせいなのか、悪い習慣のせいなのか。

悪い習慣があって足にむくみがあったとしても、大根足の本人は自分の習慣が普通だと思って今まで過ごしてきているので、何を改善していいのか見当がつきません。

何が言いたいかといういうと、足を細くするノウハウだけ知ってもあまり意味がありません。

  • 大根足に悩んでいながら行動する人は少ない
  • 行動しても適切な指導を受けられる人は少ない
  • 適切な指導を受けても守れる人も少ない

あなたが大根足で悩んでいたとしても、周りで「大根足が改善してよかった!」という人を見かけることがないんです。

そして、多くの大根足が大根足のままである証拠として、実際にあなたが知っている大根足の人は、未だに大根足のままだと思います。

しかし、安心してください。ドクター小池のような説明をする専門家は多くいませんが、運が良ければお近くにいるかもしれません。

一緒になって考えてくれる専門家に相談すれば、理想の足に近づくことができるはずです。

大根足の改善まとめ

 

以上、大根足になってしまう原因とその改善方法を紹介しました。

大根足はやはり見た目上、どうしてもネガティブな印象で捉えられがちです。
すっきりとした足にするには、歩き方の見直し、普段使用するシューズの見直し、ストレッチの導入などで、改善に努めてください。

ドクター小池の見解

Dr 小池
歩き方の見直し、普段使用するシューズの見直し、ストレッチの導入などは、よい取り組みです。しかし歩き方、シュース、ストレッチの専門家からしたら、素人判断でできる簡単なものではないと考えているはずです。
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歩き方の見直し、普段使用するシューズの見直し、ストレッチの導入などは、よい取り組みです。

しかし歩き方、シューズ、ストレッチの専門家からしたら、素人判断でできる簡単なものではないと考えているはずです。

あなたが具体的に、何をどのように始めたらいいのでしょうか?

結局、なんとなく理解したような気持ちになって満足していませんか?

深く考えずに、知ったような気持ちになって、現実は何も変わらず現状のまま。

これが、多くの人の実態です。

仕事をしている人なら、こういう場面ありませんか?

よく上司に注意されたときに、こう答えるじゃないですか?

「今度から気をつけます!」

気をつけるって、「誰が・どういうときに・何をすること」を指すんですか?

同じような出来事があったときに、どうやって過去の失敗経験と照合し、どのような解決策を講じるのでしょうか?具体的に!

世の中は、曖昧にふわっと発言してれば、何となく気持ちよくなって解決した気分になっているんです。

「今度から気をつけます!」と言っている部下と、言われている上司は、それ以上突っ込まず、やり取りはそれで終わり。

そんな上司、部下のやり取りの様な曖昧さが、この世界で生きている人たちには当たり前の日常になっています。

  • いかに考えていないか
  • いかに流しているか
  • いかに解決した気分になっているか
  • いかに具体性に欠けているか

きちんと深く考えて明確にするという習慣がないと、人は「何も変わらない、変えられない、成長しない、進歩しない、改善しない」という結果に終わってしまいます。

あなたの足が細くならない!と言っているのではありません。

今のままでは変わらないので、本当に大根足を改善して細くするためには、考え方や姿勢が伴っている必要があります。

一緒に考えてくれる真の専門家なら曖昧さで誤魔化さず、具体的な指導で結果を出してくれるはずです。

 

【美脚】筋肉質な脚は美しくない?

私は自身がトレーニングをしている事もあり、クライアント様には健康維持やボディメイクのため運動やトレーニングをすることを勧めています。

もちろんそれは美を求める女性にも。
しかしトレーニングを進めるとある一定の人からこの様な返事をいただきます。

『ムキムキにはなりたく無い』

過去何度言われたことでしょうか?
毎日トレーニングをしている人ならわかりますが

簡単にムキムキになりません!

ムキムキになるためには弛まぬ努力が必要不可欠。
そんなにすぐになれるものならなってみたいものです。

しかしここで少し考え方の視点を変えてみると、おそらくトレーニングや筋肉に対しての考え方が私とクライアント様にズレが生じていて起こっているのかもしれません。

ですので今回のブログはハイレベルでトレーニングをしている美脚の女性を何人か見ていただきたいと思います。

一人目は さくらさん


140cm前半の身長で体重が47kg
にもかかわらず
自分の体重の約3倍の重量を上げています。
(デッドリフトという床から持ち上げるトレーニングで)


しかし私服?の姿を見る感じはゴリゴリマッチョというより、スタイルの良い女性に見えます。(
140kgあげるより少し前の写真ですが)

このレベルのトレーニングをしている人でも普段は筋骨隆々には見えません。

二人目は総合格闘家の 杉山しずか選手


美しすぎる格闘家としても有名な杉山しずか選手
TV放送も行なっているRIZINにも出場しています。

NATAL DESIGN × NANGA × rvddw 2020AW

杉山選手はトップアスリートでありながらモデルもしています。
試合前の計量の時などは体も絞っているので腹筋もバキバキですが、普段は普通の女性に見えます。

3人目は筋肉アイドルの才木玲佳さん


さすが筋肉アイドルという肩書のアイドルなので筋肉量もすごいです!
トレーニング後の写真などもよくTwitterにアップされていますが、男子顔負けな筋肉をされています。


本人もお気に入りというこの写真
少し前に雑誌のグラビアでの写真です。

トレーニング後の才木さんの写真は結構マッチョですが、この様なグラビアの写真だとそこまで筋骨隆々には見えません。
とても綺麗だと思います。

さて今回かなりトレーニングをしている女性を3人ほどご紹介しましたがいかがだったでしょうか?

筋肉量の多い女性を選びましたが、何もしていない人より私は綺麗に見えます。

もちろん人それぞれ美を感じるポイントは違いますが、一つの目安として私が美しいと思う女性を選んでみました。

トレーニングするとムキムキになってしまうんじゃ?
と心配している方。
高レベルでトレーニングしている女性でも十分綺麗なので安心してトレーニングしてください!

「ゴツイふくらはぎ」で悩んでませんか?「ほっそりふくらはぎ」にする3つの方法

「なんだかふくらはぎに筋肉がつきすぎちゃって困っている」
「ふくらはぎがゴツイと、足を出せないし恥ずかしい」

このように思っている女性も多いのでは?

この記事のポイント

ふくらはぎは、普段の生活などで筋肉が発達してしまうことが原因で、足が太くなってしまうこともあります。

ここでは、ふくらはぎが発達する原因と対策を紹介します!

ゴツイふくらはぎの原因は?下半身に負荷のかかる運動をしていませんか?

ふくらはぎがゴツくなる原因は下半身(主にふくらはぎ)に負荷がかかる運動を行っていることが考えられます。

徒歩、自転車こぎなど、いつの間にか下半身強化をしていることが要因かもしれません。

例えば、競輪選手はとてもふくらはぎが太いですね。

自転車を早く漕げるように下半身を中心としたウエイトトレーニングを行った結果、太ももからふくらはぎにかけて非常に太い選手が多いです。
それと似たような状況が普段の生活で生まれているのではないでしょうか?

ドクター小池の見解

Dr 小池
自転車こぎで、ふくらはぎが太くなる可能性はほとんどありません。
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自転車こぎで、ふくらはぎが太くなる可能性はほとんどありません。

競輪選手になる人は、ほとんどが元プロスポーツ選手です。

そのレベルでトレーニングしているなら、太くなる可能性もあるでしょう。

むしろ、太く、強くしたいと思って懸命にトレーニングをして、筋肉を鍛えています。

競輪選手からしたら、一般人が自転車を乗る程度で、ふくらはぎが太くなって筋肉がつくなんて聞いたら、あきれてしまうと思います。

ドクター小池クリニックに競輪選手も来院されますが、「普段の生活で女性が自転車に乗ることで足が太くなっている。ぜひ気をつけてほしい。」という話は一度もありません!

ふくらはぎの筋肉が硬くなっている

ふくらはぎの筋肉が硬くなっている場合、筋肉の筋繊維が凝り固まっていると考えられます。

柔軟性にとぼしい筋肉は膨れ上がったように見えてしまいますし、オーバーワークで疲労が蓄積し、怪我のしやすい状態でもあります。

力を入れた時だけ筋肉が引き締まり、リラックスしている状態では柔らかい筋肉になっているのが理想です。

そういった状態になれば、ふくらはぎも普段は筋肉の線などが見えず、スラッとした足を実現できますね。

ドクター小池の見解

Dr 小池
ふくらはぎの筋肉が硬くなっているのは、基本的には力を入れているときだけです。
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ふくらはぎの筋肉が硬くなっているのは、基本的には力を入れているときだけです。

「筋肉の筋繊維が凝り固まっている」から足の筋肉が膨れあがって太くなり、リラックスさせれば細くなる、ということはありません。

マッサージをしたら、「筋肉の筋繊維が凝り固まっている」状態がとれて細くなると思いますか?

もしマッサージで足が細くなったのであれば、「筋肉の筋繊維が凝り固まっている」状態がとれたのではなく、むくみが改善されただけです。

脱力していたときにも筋肉がある程度固さを持っている人はいますが、「筋肉の筋繊維が凝り固まっている」ということはでなくて、もともと個人差です。

「筋肉の筋繊維が凝り固まっている」ということは足の太さとは関係ないことなので、マッサージしても筋肉が細くなることはありません。

あなたの足が太いのであれば、「筋肉の筋繊維が凝り固まっている」かどうかとは関係なく、足が太いと考えた方がよいでしょう。

凝り固まるなら、足が太かろうが、足が細かろうが、どちらの人にも起きますよね?足の細い人は「筋肉の筋繊維が凝り固まっていない」から細くて、足の太い人は「筋肉の筋繊維が凝り固まっている」から太い?

かりに「筋繊維が凝り固まる」ことがあるなら、足が細い人でも「筋繊維が凝り固まる」はずです。「筋繊維が凝り固まる」ことと足の太さには、あまり関係はありません。

ふくらはぎというのは、力を入れれば筋肉のスジが見えますよね?力を入れたときだけ、筋肉の硬さを感じます。その硬さが、足の太い原因が筋肉であると証明しています。

ところで、力を入れなくても、ふくらはぎの筋肉のスジが目立つ方もいます。その場合、あなたの両親のどちらかの足と似ていることがほとんどです。

ふくらはぎの筋肉が発達しすぎている

ふくらはぎの筋肉が発達しすぎているのは運動だけでなく、普段の体勢や姿勢なども関係してきます。

例えば、座りっぱなし、立ちっぱなしの仕事という方。同じ体勢が続くと血液循環が悪くなり、筋肉が固まる性質があります。

その結果、常にふくらはぎが膨張したような状態になり、ゴツイふくらはぎが出来てしまいます。

長時間同じ体勢が続いてしまいそうなら、ストレッチや屈伸などを時折挟んで血液循環の改善に努めましょう。

ドクター小池の見解

Dr 小池
動かない→血液循環が悪くなる→筋肉が固まる→ふくらはぎが膨張→ゴツイふくらはぎ…
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動かない→血液循環が悪くなる→筋肉が固まる→ふくらはぎが膨張→ゴツイふくらはぎ

これも、全くのウソです。

ウソでも本当のように聞こえれば、正論や正解のように感じるだけです。

少しだけ、想像して下さい。

寝たきり、座りっぱなしの老人がいたとして、動かないだけで体の筋肉がゴツくなると思いますか?

むしろごつくなるのではなく、どんどんとやせ体の筋肉はやせ細るはずです。

ストレッチや屈伸で血液循環の改善をするのは良いことですが、血液循環が悪くてふくらはぎごついのだと思い込みマッサージをしても、足の筋肉は細くなりません。

ここで、一つ提案があります。

足を細くするために、本当に必要なことは知識でも理論でもありません。あなたが想像力を身につけることです。

ほんの少しの想像力がなかったがために、もっともらしく聞こえるネット情報を信じてしまいます。

真の美脚についての方法は耳に入らないし理解はできない。でも、あまり役に立たない情報について想像して判断することもできない。

足を細くするなら、情報を見抜く想像力も必要ですね!

「ほっそりふくらはぎ」にするには?習慣化させたい3つの方法

「ほっそりしたふくらはぎ」を実現するには、普段からストレッチやマッサージを取り入れて筋肉をほぐしておくことが大切です。

血液循環を良好にしておけば、むくみ改善にも繋がりますし、必要以上に筋肉が凝り固まったり、水分が滞留しません。

また、どうしても筋肉量が多い場合は、ふくらはぎを中心とした足全体の筋肉を小さくして対応する方法もあります。

それぞれの方法を詳しくみていきましょう!

ストレッチでふくらはぎの筋肉を伸ばす

ふくらはぎの筋肉を伸ばして脚を細くするには、ふくらはぎだけに柔軟性をもたらすのではなく、足首や膝、腰回りなど下半身全体の血液循環を改善する必要があります。

そこでお勧めの方法がストレッチ!床にマットなどを敷いて下半身を柔軟にするストレッチを行っていきましょう。

ストレッチ方法については、YouTubeなどにたくさんアップされていますのでそういったものを参考にすると良いでしょう。

ここでは、女性でも気軽に行えるふくらはぎやせストレッチ方法を紹介します。

ストレッチは5分程度なので、毎日気軽に行えるものです。

そのため、ハードなものではないので続けやすいですね。

ふくらはぎの外張り解消、足首の柔軟性アップなど紹介されていますよ。

ドクター小池の見解

Dr 小池
動画で、ふくらはぎが太いのはむくみと骨盤のゆがみが原因と言っていますが、あまり勉強していない人の見解です。
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動画で、ふくらはぎが太いのはむくみと骨盤のゆがみが原因と言っていますが、あまり勉強していない人の見解です。

骨(骨格)、筋肉、脂肪、むくみなど、すべて足の太さに関わります。とくに骨(骨格)、筋肉は遺伝もあります。

「むくみと骨盤のゆがみも」足の太さに影響していることはありますが、「むくみと骨盤のゆがみだけ」で足の太さは決まりません。

むくみやすい体質であれば、むくみやすい体質の根本解決が必要ですが、同時にストレッチだけでもしておくといいでしょう。

歩き方も、スポーツのフォームのようなものなので、歩くフォームが悪ければふくらはぎの使い方に偏りがでて、足が太くなるケースもあります。

ただし、歩くフォームの修正は、ストレッチだけではほとんど改善しません。歩くフォームだけが足の太い原因ではないので、歩くフォームを改善できても残りの原因も解決しなければ、足は完全には細くなりません。

遺伝的な骨(骨格)、筋肉はストレッチやマッサージなどでは変わりません。医療でしか治せないヵ所になります

事前に「むくみも骨盤のゆがみも」改善しておく必要はあります。「むくみ骨盤のゆがみ」だけで解決するのではなく、医療など他のアプローチも併用する必要があります。

マッサージでふくらはぎの筋肉をほぐす

次にマッサージで、ふくらはぎの筋肉をほぐす方法を紹介しましょう。

こちらの動画も短時間で毎日行えるマッサージ方法です。

人差し指と親指を使って、ふくらはぎの各部位を指圧していくだけのマッサージなど、非常に手軽な方法が紹介されています。

筋肉をほぐす際は足を軽く浮かせて、ふくらはぎの筋肉を両手で掴むようにしてます。

足首からひざ裏まで、まんべんなくマッサージしていきましょう。

筋肉がつきやすい体質の方が紹介しているので、非常に参考になるはずですよ。

ドクター小池の見解

Dr 小池
マッサージも同様に、むくみの一時的な改善はあるでしょうが、足が根本的に細くなることはありません。
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マッサージも同様に、むくみの一時的な改善はあるでしょうが、足が根本的に細くなることはありません。

むくみ太りで太い足の改善はできますが、むくみが取れるだけです。

むくみだけで足が太い人は少ないので、むくみが取れてもまだまだ足が太い人は大勢います。

むくみが取れてもまだまだ足が太い人のばあい、マッサージをいくら頑張ってもそれ以上には足が細くはなりません。

脂肪や筋肉が、マッサージだけで細くなることはありません。

ではなぜ、むくみだけでなく脂肪や筋肉もマッサージだけで細くなるかのように情報が広がっているのか。

真の美脚の情報よりも、甘い言葉で商品サービスを進めた方が、足の太い人は喜ぶからです。

ドクター小池クリニックでは、今まで甘い言葉を信じてきても結果が出なかった人たちが大勢いらっしゃいます。みなさん、「もっと早く真実を知りたかった」とおっしゃいます。

あなたにはその事実を知ってもらい、足の悩みを解決してほしいと願っています。

専門家に相談して太くなった筋肉を小さくする

マッサージやストレッチを行っても、いまいち改善されない場合は専門家に相談してみるのも良いでしょう。

例えば、専門家に相談すれば立ち方や歩き方、座り方など様々な体勢をチェックしてもらって、どんなときにふくらはぎに負荷がかかっているのか指摘してくれます。

また、ふくらはぎの筋肉量を低下させるには食事も重要。食生活の面で、どんな栄養素を中心に摂取すればよいかというアドバイスもしてくれますよ。

ドクター小池の見解

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姿勢や使い方で太くなっている可能性は、ほとんどありません。
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姿勢や使い方で太くなっている可能性は、ほとんどありません。

その証拠に、あなたの足が太い場合、両親の足をみてください。親のどちらかと、そっくりの形をしているはずです。

たしかに一部の人で、姿勢や使い方が原因で、足を太くしてしまっている人もいます。

ただし、姿勢や使い方が原因で足が太くなっている場合、姿勢や使い方の矯正にまず時間がかかります。

姿勢や使い方の矯正ができても、足の筋肉が細くなる影響がでるのには、もっと時間と忍耐が必要になります。

姿勢や使い方の矯正も大切なのですが、筋肉は医療で解決して細くした後で姿勢や使い方の矯正も取り組むべきです。

食事の重要性?

「ふくらはぎの筋肉量を低下させるには食事も重要」!?

食事を変えてもふくらはぎの筋肉量は変わりません。

健康的な食事の質と量に変えれば、むくみにくい体質になるとは思います。

大量のアルコールを摂取し続ければ、体が衰弱し筋力の低下を招くかもしれません。

食事を変えてもふくらはぎの筋肉量は変わらなので、無駄な努力はしない方がいいです。

健康にプラスの食事をおこなっても、筋肉が大きくなることも、小さくなることも、どちらもほとんどありません。

ただし、食事の改善は健康にも美容にも大切なことですし、むくみの改善にもつながります。ぜひ食事の改善には取り組んでほしいです。

「ほっそりふくらはぎ」のまとめ

以上、ふくらはぎがゴツくなってしまう原因、及びふくらはぎを細くする対処法を紹介しました。

普段の生活でどうしても運動量が増えてしまい、ふくらはぎに負荷がかかってしまうという人はいるでしょう。
そういった人は毎日家に帰ってから、ストレッチやマッサージをして、柔軟性のある筋肉にすることが大切です。

また食生活でも出来るだけタンパク質は控えめにして、野菜中心の生活にすることで筋肉量を減少させることができます。

ドクター小池の見解

Dr 小池
食事の改善が一般的に大切なことは間違いないけれど、足の太さとは関係のない話です。
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食事の改善が一般的に大切なことは間違いないけれど、足の太さとは関係のない話です。

野菜中心の生活にすることで、肥満は解消されるかもしれません。脂肪太りの足は改善されますが、脂肪以外は変わりません。

太っていれば体重も重いので、重い体を支えるために筋肉も同時に太くなります。

だから、痩せることで、脂肪も減り、筋肉も減る可能性は期待できます。

しかし、それほど太っていないにもか関わらず足だけ太い人は、食事を改善してもあまり足の太さや、ごつい筋肉が変わることはありません。

食事の改善はむくみやダイエットにつながり、太い足は多少改善されこともありますが、筋肉で太い足の改善にはあまりつながりません。

筋肉で太い足は、両親のどちらかの足と似ているでしょうから、食事の改善ではなく美脚の医療でしか細くできません。